半年ぶりにESCOLTAのライブに行ってきました。いや、ESCOLTAのライブそのものが半年ぶりだったんですが…(^^ゞ。

今回は「Acustico!」というタイトルがついていたので、本来の意味での「アコースティック」なのかと半ば期待して行ったのですが…。最初は裏切られた気分でした。一応予想していた通り、やはりPAが入って、マイクあり。せっかくのグランドピアノもナマ音ではありませんでした。

これってホントもったいないなぁと思います。だって、それほど大きくなくて響きのよい教会にグランドピアノ。マイク無しでもじゅうぶんに響かせることのできるソリスト3人なのに。

と、実は少しがっかりして始まったライブ。

でも、そんながっかりもすぐに吹き飛びました。やっぱりESCOLTAのパフォーマンスは素晴らしかったです。

男声3人の、コーラスではなくソリストたちのアンサンブル。こんなパフォーマンスはクラシックのコンサートでもなかなか味わえません。

オリジナル曲はもちろんどれも聴き応えがあるのですが、洋楽やクラシックのカバーなどは、またにESCOLTAならでは。

個人的には、「レーヴアルモニ」「Con te Partiro」がすっごく良かったかな。まさにBravo!!

あ、「ブルー・マーブル」を一緒に歌うコーナーは、もう…。この時ほど、歌えないことを恨めしく感じたことはありませんでした。合唱の本番以上に(^^ゞ。

そして、アンコールの最後の最後に、待望の、本物の「アコースティック」! マイクを全部切り、完全ナマ音。もう、固唾を飲んで聴き入りました。(曲は洋楽の定番「The Rose」)。

意外なことに、一番声が良く響いていたのは、ポップスヴォイスの結城さんでした。正直、クラシック畑の2人よりずっと。いや、結城リーダー、素晴らしいですわ。改めて見直しました。

結城リーダーの声がこれだけ響くのならなおのこと、いつか全曲ナマ音でやってほしいなぁ。

でもでも、たとえ一曲だけとはいえ、最後に三人のナマの声が聴けて、至福でした。この曲を聴けただけでも、行った甲斐がありました。

さて、歌は明確に禁止されたので良いとしても、まったく声を出さない、話さないというわけにはいかないので、なるべく声帯に負担をかけない話し方を模索中です。

声楽の先生は「普段から響きを使って話すようにね。地声でふつうにしゃべっちゃダメだよ」とおっしゃっていましたが。

そういえば以前レッスンで、私は歌う時に「声帯を使わなすぎる」と言われましたね。そんな声で話せばいいらしいんですが、今となってはどうやって発声していたのか思い出せません(^^ゞ。だいたい、そんな声で話してたら不審者じゃないですか。

んー、どうしよう。

一時期は声を出すのが怖くてささやき声にしたりしたのですが、なんとこれって声帯にかかる負担が大きいんだそうで、最もいけないことだったようです。

そんなこんなで、試行錯誤中。

とりあえずは薬を欠かさず飲んで「蜂蜜大根のど飴」をなめて…。何より大声は絶対出さないこと。話す量は控えること。

声帯への負担軽減方法をいろいろ調べていたら、「腹式呼吸」「共鳴」っていう話をポツポツと見かけました。

共鳴は声楽の先生が言っていたようなことでしょう。

そういえば、クリニックの先生は「呼吸するときに胸郭が上がっちゃダメ。背中に空気を入れるように」って、普通に声楽レッスンで言われるような呼吸をするようにおっしってました。

そうか、歌は無理なんだから、せめて呼吸くらいは練習しないと。呼吸の練習って、普段は地味過ぎてなかなかできませんからねぇ。

話し声はだいぶ回復してきたものの、いっこうに歌えそうにならないので、友人に紹介された音声外来のあるクリニックに行ってまいりました。

いや、看板は普通に耳鼻咽喉科なのですが、先生ご自身がオペラも歌われるという、声楽家やアナウンサー御用達のクリニックです。

先に電話を入れたところ、「診療時間内に直接お越しください」ということでしたので、飛び込みで。

結論から言うと、「急性声帯炎・声帯結節」だそうで、結節ができてしまったので当分歌のレッスンは休み。ちょっと時間がかかりそうです。やはり、直後にもっともっと気を使って安静にすべきだったようです。

クリニックはかなり混んでいましたが、それでも一時間まで待たなかったので、耳鼻科の待ち時間としてはそれほど長くなかったような。

問診表には通常の質問の他、音声外来ということで、声種や音域、チェンジの箇所、師事する先生の名前、普段歌っている曲種なども書く欄がありました。

今回はトラブルになってしまっているので、特に発声方法のチェックなどはなかったのですが、ストロボスコープ使用の内視鏡で声帯の動きをビデオ撮影していただいたほか、喉に電極を当てて振動の検査などもしていただいたようです。

撮影された声帯には、くっきりと左右対称に小さな隆起が…。このせいで声帯を完全に閉じることができず、かすれ声になってしまうようです。

帰りがけには、今日の検査・診察の内容と声帯の写真を添えた書面をいただきました。

とりあえずは、安静にすること。歌のレッスンは休むこと。消炎剤を処方されたのでそれを飲んで様子を見ること。10日後再診です。

声帯結節については、帰ってきてからいろいろ調べてみたのですが、結構厄介なようですね。歌わなければ気にしなくて構わないようですが、歌う人には大問題です。消失するまでには結構な期間を必要とするようですし。

幸い、しばらくは歌の本番もありませんので、PTAの合唱練習と声楽レッスンをお休みして、おしゃべりもなるべく控えめにして、治療に専念しようと思います。

えー、声ですが相変わらず出ません。いや、全然出なかった頃にくらべるとラクにはなっていますが、とてもとても歌える状態ではありません。

明日はPTAコーラスの卒部式があり、余興で童謡みたいなのを歌う予定ですが…またもや口パクになりそうです(^^ゞ。

やっぱり音声専門外来に行ってこようかと思い始めました。紹介してくれる人もいることだし。

そんな中、ESCOLTA のコンサート情報が入ってきて、しかもアコースティックとか! いてもたってもいられず、チケット取りました!

前回初めてライブに行ったときに、「アコースティックだったらどんなにいいだろう?」と思ったくらいなので、このチャンスを逃すわけにはいきません。

5回公演ですが、5回とも平日、しかも週中…。実は夫も行きたがっていたのですが、その日程では無理、と諦め、また一人で行くことにしました。平日の昼間だって休み取ればいいんだし、週中なので夜よりは昼、ということで、中日の昼公演です。ファイナルは早々に売り切れたようですが、この回はそれほどの争奪戦にならなかったようで、無事ゲット。

おまけに、毎月恒例のメルマガ会員向け動画「Escolta de tutti!」ではそのコンサートのリハーサル風景の一部を流してくれているのですが。

シビれますね。やっぱりいいなぁ、男声の重唱。これをライブで聴けるんだと思うとわくわくします。あー、楽しみ。

コンサートは来週。まずは休みを取らなくちゃ。

結局PTA総会での発表は口パク参加でした…。いや、出るものなら出したかったのですが、五線の中の音は全然出なくて。まったく戦力になれず申し訳なかったです。あ、でも一生懸命歌いましたよ。声が出なかっただけで。

ところで、口パクしていて気付いたのですが、やはり私の両隣の方々は自分で音を取っていなかったのですね。(ご本人たち自覚していましたが)

右隣の方は、とっても歌える方で、覚えている歌はしっかり歌っていらっしゃいましたが、自信のない曲はまったく声を出していませんでした。いつもは私の出した音に乗っけていたようです。

また、左隣の方は、普段からいつも最初違う音を出していて、少しずつ私の声に合わせていたのですが、今回は私が声を出さないので、最初から最後まで違う音を歌っていらっしゃいました。

そんな二人に挟まれて、声の出ない歯がゆさをつくづく感じました(^^ゞ。

実際、リハーサルではまたもや、パートソロで誰も出ない、という事件も起こりましたし。リハーサルでやらかしたので本番は無事でしたが。

でも、普段は自分が歌うのに一生懸命になってしまい、周りの声をじっくり聞くこともなかったので、これはこれで良い経験だったかもしれません。

本番のあと、再度耳鼻科に行って、ファイバースコープで声帯を診ていただきました。真赤に腫れているそうで「これじゃ声出ないね」と言われてしまいました。

なのでしばらく通院治療をすることになりました。やはり外的に治療した方が治りが早いそうです。

その後、声の方は少しずつ回復してきています。まだまだ歌えませんが。

これで当分ステージはありませんので、のんびり声の回復をはかりたいと思います。