去る3月23日(金)の朝、母は空へ旅立ちました。
遡ること、2年前。完治した乳癌の検診(3ヵ月毎に通院していた)に通っていた母。
3ヵ月前には癌の気配すらなかったのに、突然の肺癌が発覚しました。
しかも、リンパ転移している可能性が高い…と。
約1~2週間後に手術することが決まりました。
それでも、家族で支え合い「きっと大丈夫。乳癌のときも大丈夫だったじゃない!」と
信じていました。
手術当日、歩いて元気そうに、でも不安そうに手を振りながら手術室に入っていく母。
3時間半の手術予定だったけれど、既に約5時間が経過していました。
刻々と過ぎる時間と共に不安も募ります。
その時、無事に終わったと連絡が入り、ICUに母の様子を見に行きました。
意識が朦朧とする中、「痛い…痛い…苦しい…息が出来ない…乳癌の手術と比べものにならないくらい痛い…」
と苦しそうにする姿を見て、妹が号泣し、それにつられて私も泣いてしまいました。
数時間前まであんなに元気そうにしていたのに、「癌」の恐ろしさに目眩がしました。
次の日の朝、
母の様子を見に行くと、乳癌の手術のときも泣かず、子供を3人産んだときもけろっとしていた我慢強い母が
「こんなに朝がくるのが長い日はなかった。痛くて痛くて、眠れなくて、何度も時計を見るけれど、その度10分くらいしか経っていなくてぞっとした…。」と泣いたのです。
どれだけ辛かっただろうと考えるだけで涙が止まりませんでした。