昨日は昼ごはん食べてからのんびり、大阪に向かいました。
時間つぶしにマッサージ受け、1時間前にみたら
「休演」の文字、メガネ掛けなおしてみたら、伊礼さんが休演…と、公演自体は休演ではなくて良かった、とはいえ、吉原さんと伊礼さんの対決を見に来たのに…
席は最前列センターで音の聞こえが素晴らしかったです。前回より前過ぎてお顔がしっかり見える。キャストのみなさんの顔しっかり観られて大満足。堪能しましたので顔の感想しか書いていないかも。
こまごました感想。写真やキャストの下にだらだらと書きます。
ジャン・バルジャン:吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔
ジャベール:伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰
ファンテーヌ:昆 夏美、生田絵梨花、木下晴香
エポニーヌ:屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ
マリウス:三浦宏規、山田健登、中桐聖弥
コゼット:加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子
テナルディエ:駒田 一、斎藤 司、六角精児
マダム・テナルディエ:森 公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
アンジョルラス:木内健人、小林 唯、岩橋 大
司教 鎌田誠樹 増原英也
工場長 佐々木淳平 丹宗立峰
バマタボア 菊地 創 小林遼介
グランテール 近藤真行 深堀景介
フイイ 岩橋 大 杉浦奎介
コンブフェール 石津秀悟 伊藤広祥
クールフェラック 柴原直樹 島崎伸作
ジョリ 新井海人 東 倫太朗
プルベール 中村 翼 横田剛基
レーグル 藤岡義樹 蘆川晶祥
バベ 大津裕哉 町田慎之介
ブリジョン 増山航平ユーリック武蔵
クラクスー 土倉有貴 宮島朋宏
モンパルナス 田川景一 松村桜李
ファクトリーガール 白鳥光夏町屋美咲
買入屋 宇山玲加 般若愛実
かつら屋 石井麻土香 湖山夏帆
マダム 三浦優水香三島早稀
宿屋の女房 青山瑠里横山友香
カフェオーナーの妻 荒居清香五十嵐志保美
病気の娼婦石丸椎菜 西村実莉
鳩 大泰司桃子清水咲良
あばずれ 北村沙羅吉岡花絵
身代わりの妻 笠行眞綺吉良茉由子
ガブローシュ アッカヤ陽仁 大園尭楽 中井理人
リトル・コゼット 鞆 琉那
リトル・エポニーヌ 荒川寧音
ジャン・バルジャン:吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔
ジャベール:伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰
ファンテーヌ:昆 夏美、生田絵梨花、木下晴香
エポニーヌ:屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ
マリウス:三浦宏規、山田健登、中桐聖弥
コゼット:加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子
テナルディエ:駒田 一、斎藤 司、六角精児、染谷洸太
マダム・テナルディエ:森 公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
アンジョルラス:木内健人、小林 唯、岩橋 大
バルジャンの吉原さん。2015年吉原バルジャン、男前すぎる。年取っても、素敵過ぎて、色気が。まだまだ現役の男ってまま死ぬので、もったいない。ジャベールがいいかもと思いますが、観てるだけでしあわせ。バルジャンとして泣かされるって感じはなかったです。
というようなことを書いていて、その時はヤンジュンモさんのバルジャンにドはまりし、吉原さんはジャベールで見たい、と思ってその後もジャベールばかりな選択できてましたが、今年最後らしいということと伊礼さんとの対決がすごいらしいということで、この梅田と博多で選んでみたのです。
今回のバルジャンは、ちゃんと年を取って、枯れていって、慈愛に満ちた男の一生を見られた、と思いました。
冒頭獄中の漕いでるシーンで隣の人が手を放してしまうのを監視官に見つからないようにとりなしたり、些細に優しいけど、いかんせん、あの図体で荒々しいと、コケた幼女に駆け寄っても完全不審者だもんなあ。冒頭の改心する前のバルジャンは素晴らしいけど、という印象だったけれど、やはり年数を重ねていったことを実感しました。あと、バルジャンあれくらいデカい人がやってくれると、ジャベールがポンコツに見えにくい、そりゃあ、1対1で対決されたら、絶対、病室から出すまいとしても、大抵の人が負けるしと、今回対決シーンを間近で見ながら思いました。でもあの体格の人ってなかなかいないですよね…
急遽観ることとなった石井ジャベール。今回のレミゼに決まった時から、別に見なくてもいいキャストの1,2位争いだったのですが、
申し訳ありません、思った以上に素敵でした。
こういう予想外は大歓迎です。
まず、じっくりご尊顔を見つめていると、目力すごい。テレビドラマ(科捜研好きなので)で顔立ちも知ってるし、2回ミュージカルで見て、実物の顔かたちとスタイルも好みであることは確認済なんですが、でもジャベールねえ…歌、星よとかだよ、と思っていたけど、充分、硬質な声で歌声も良かった。ビジュアル加算つけたら充分。しかも急な公演でマチソワで、ちゃんと公演成立させていただいているだけで本当にありがたかったです。前回見た小野田ジャベールよりは納得な役柄だったと思いました。小野田君はまだジャベールじゃなくてもよかったんじゃないかあ…若さかな。
昆さんファンテ。前回に引き続き今回、砦のシーンで昆さん結構ずっといるんだなあ…とか新しい発見もありつつ。
夢やぶれては前過ぎて見えないっていう悲しみはあったけれど、歌はすばらしくて、その場にいないコゼットに語り掛け、歌い、息絶える病床シーン、息絶えたときに、微笑みを浮かべながら安らかな顔で逝く。対決のシーンの間もその顔でいる、女優さんってすごいなあ、と思いました。
清水エポニーヌ。歌声がこれまた厚みがあり、素敵な歌声だった。歌唱が上手なのはテレビの番組などで知っていたけれど、演技もお上手で。ビジュアルがちょっと強そうな感じなのも良かったです。
山田マリウス。まず、工場のシーンで端っこに見慣れないイケメンがいる、で気づき、ファンテーヌが逮捕されそうなシーンの保安官2名で出てくると、こっちが小林さんだからもう一人この子がマリウスか…で顔を覚えた。
その後、革命の演説のシーンの登場で久しぶりにマリウスの登場で周囲に星が散った(個人的に)見えたような気がした。コゼットに出会い、恋に浮かれてます~という婦表情になってからのマリウス、特に笑った顔が素晴らしい、顔立ちも私は好みです。いい、非常にいい。歌ももうつい最近石川禅さんや、脳内に刻み込んでいる海宝君を思い出にしてしまえば、カフェソングもあんなにニコニコした浮かれたボンボンが、苦しそうなだけで、幸せになってほしいなあって思って、ガン見していました。バルジャンの告白も、ジャンバルジャンという男が(うんうん)パンを一つ盗んで牢獄で♪(うんうん)と何フレーズかごとにうなづいて聞いてるのもかわいくて、結婚式でテナルディエ見た瞬間に嫌な顔するのとかも、ずっと見てた。久しぶりだなあ、マリウス見入るのも、と思って懐かしく思い出しました。イケメンキャラは私個人的には175㎝はほしいなあって思っているのですが、バルジャンが抱えるのがますます大変になるから難しいですよねえ。
コゼットはこの前と同じ。全く気にならない。歌もきれいでした。
アンジョルラス。小林さんはですね…すごく期待していた割には…と私は。歌声もいいんだけど。
アンジョルラスって、見た目の華とか、声のずば抜けた華のある感じとか、ほかの差別化してほしいところがあって。ああいうのが私はほしいんだなと思いました。
テナルディエ夫妻。斎藤さんが結構、巧みで、笑いを取るシーンはしっかりもぎ取っていてまったく物語に破綻はなく、しっかりミュージカル俳優さんとおもいました。しかし前回の染谷さんが斬新すぎて普通、に感じてしまいました。
樹里さんは姉さん女房っぽくて良かったのでは。
ガブローシュが小生意気な感じで、歌がうまかった。どの音程ものびやかで、お芝居部分も子供らしく、でも生意気な感じが余計かわいらしくて、グランテールかわいがりたくなるな、って。今回の子は素晴らしかったです。