泊りがけで、モーツァルトを見に。9日ソワレ。
ヴォルフガング・モーツァルト
古川雄大
コンスタンツェ
真彩希帆
ナンネール
大塚千弘
ヴァルトシュテッテン男爵夫人
涼風真世
コロレド大司教
山口祐一郎
レオポルト
市村正親
セシリア・ウェーバー
未来優希
エマヌエル・シカネーダー
遠⼭裕介
アントン・メスマー
松井 ⼯
アルコ伯爵
中⻄勝之
アンサンブル
朝隈濯朗 安部誠司 荒木啓佑 奥山 寛 後藤晋彦 木暮真一郎
田中秀哉 西尾郁海 廣瀬孝輔 港 幸樹 山名孝幸 脇 卓史
彩花まり 池谷祐子 伊宮理恵 樺島麻美 久信田敦子
鈴木サアヤ 原 広実 松田未莉亜 安岡千夏 柳本奈都子
アマデ
星 駿成
古川ヴォルフガングは、
2018年以来、2回目。ですが、コロナ禍中にDVDを買ったので、何度か見ている。とはいえ、特別に今回見直したわけではないので、久しぶり見たのですが、素晴らしい。歌も本当に安定してて、お芝居部分も安心して見られた。市村パパとのコートのくだりなど、おでこパッチンに、悔しがり方の応酬も親子のようだったし、剣をさす仕掛けボックスがどうも不調だったのですが、アドリブでセリフを足して、ハプニングも楽しい!ということで、物語にどっぷり浸かってみることができました。子供のころって、「音楽が好き」でそれだけを脳内でできたものを考えていたら、すごいスピードでいいのができて、それを100%出せば「天才」のに、大人になると、いろいろ生活やら、雑念が入って、音楽だけってわけにいかなくなり、それが「大人になるとただの人」扱いになるってことだろうなあ…と。小さい子犬のうちは売れるけど成犬は売れない、そんな哀しみも感じつつ、モーツァルトの人生に思いを馳せる。
親離れ、子離れについて、涼風さんの歌で泣く、そんな、ものすごくデトックス効果の高い観劇時間でした。
古川雄大さん、私がミュージカル見始めのころは、お顔のものすごくきれいな、ダンスが綺麗な、歌がまずまず上手な若い子だったのに、素晴らしいよ、あなた、と思いました。才能があって、持ってるものをさらに磨く、努力するってのも才能だから、主役をどんどんやって、本当に役に見合う実力を身に着けていったのだなあ、と(何様なのかという書き方ですが)。なんだかんだと、毎度出ている作品を1-2回見に行く程度のライトなファンですが、毎度毎度、顔が美しすぎて、口がぽかんとなるのです。FCからいただいた8列目のセンター、ご尊顔を拝み、明日からまた生き延びようと思いました。