キムタク観たい欲望もありましたが、エリザベートです。
キャストはこちら。行ける日付と、花總さんで、希望日を出して、博多座会から頂いたチケットは、M列で、ドセンターでした。
通路側を好むため、人の前通りづらいなあ…と一瞬思ったけど、音がやはりすごく良かったです。
私はエリザベート観はじめたのが2015年で、2016年は取りつかれたように見てた新参者。その上、2019年はチケット持ってたのに、5回分全くいかず。で、今回、7年ぶりに観た。
DVDは持ってるので何度か数年前には観たんで、その記憶とだと、「こんな歌い方だったっけ?」とか新鮮なものを観る気持ちいっぱいで、すごく集中力を持ってみました。
今回、最も泣いたのは「パパみたいに(リプライズ)」コルフ島でのパパとエリザベートの2人の歌のシーン。あそこって、旋律が微妙にキモチワルイ感じなので、前回観た際には、ぞわぞわする感じでしたけど、今回は不協和音みたいな旋律がハーモニーばっちりで、内容もグサッと入ってくるため、号泣。
エリザベート観ると、自分の人生、半生、生き方、生き様を考え、反芻するきっかけになることが多かったなあ…と。
完璧に思ったように生きられないし、生きられないでうまくいかないことを誰かのせいにしたくなったり、でもその誰かのせいでできるものがあったり。で、何やかんやで結局自分の人生は自分にしか生きられない。
で、前向きになれる作品なんで次回も上演されるときはぜひ見てみたいと思います。
エリザベート 花總まり
トート 古川雄大
フランツ 田代万里生
ルドルフ 立石俊樹
ルキーニ 黒羽麻璃央
ゾフィ 剣幸
少年ルドルフ 西田理人
ルドヴィカ/マダムヴォルフ 未来優希
マックス 原 慎一郎
ツェップス 松井 工
エルマー 佐々木 崇
シュテファン 章平
ジュラ 加藤 将
リヒテンシュタイン 秋園美緒
アンサンブル
朝隈濯朗、安部誠司、石川 剛、奥山 寛、川口大地、後藤晋彦、柴原直樹、白山博基、田中秀哉、福永悠二、港 幸樹、横沢健司、天野朋子、彩花まり、彩橋みゆ、池谷祐子、石原絵理、華妃まいあ、原 広実、真記子、美麗、安岡千夏、山田裕美子、ゆめ真音
トートダンサー
乾 直樹、五十嵐耕司、岡崎大樹、小南竜平、澤村 亮、鈴木凌平、山野 光、渡辺謙典
キャスト別感想はまず古川トート。
綺麗だ…そして、トートダンサーに入ると、この子、センターだね!と思うビジュアル。
歌も、本当に、上手くなりましたよね、なんて偉そうなことを書いたらいけませんが、ある一定の歌唱力があれば、私はビジュアルインパクトのほうを好むので、古川トートはいいもの見たなあ、と思いました。
トートは私にとっては、何か上手くいかなかったときに、私のせいじゃない!あなたのせいね!とか、もうすべて放り投げたい…と、グルグル渦巻くネガティブな自分の中のもう一人がトートみたいなもんだな、という解釈でいるので、トートが綺麗な男の子だったら最高だな!と。「いや、お前が悪い」「まだ」とか、あのクールなビジュアルで言われるってほうが自分に言われるよりいいかも、と妄想。
花總さんは、もうさすがで、言うことなしです。娘っこから、晩年まで、そのものって感じで、これはまた、後継者が大変でしょう…と思います。人選。
田代フランツも、青年時代のさわやかさは似合うでしょうが、本当に晩年にいたるまで、ちゃんと老けて、声も歩き方も、しっかり、ものにしている感じでした。
この3人が尋常じゃないほど顔が小さい人たち。綺麗でした。
立石ルドルフで、儚げで、黒羽ルキーニは思ったよりは歌が上手で。若い子たちは革命家も含めて、皆、いい見栄えの子が増えてきたんだなあ、と思いました。
子役も素晴らしかったし。
アンサンブルさんだと、私はエリザベートのパパ、原さんが、すごく歌が上手くて、前述したとおり、パパみたいにリプライズで、号泣したのはパパのせいだなあ、と思いました。
女性陣はこれまた顔の小さな人たちが増えていて、名前みると宝塚の人が増えているのでしょうか。
久しぶり過ぎてキャスト別感想は大したことはかけませんでした。配信はしっかり楽しみたいと思います。