何をするかは、もちろん聞いていた。
子宮にバルーンを入れて、造影剤を流し込み、レントゲン撮影する。
へー、そんなことするんやぁ。
くらいの気持ちで検査開始。
いやいやいや!聞いてなかったけど、
「先生!痛いですー!」
「え?大丈夫、大丈夫。今バルーン入れてるだけだから、ここまではそんなに痛くないはずですよ。」
えー⁉︎
この後まだ痛くなるということー⁉︎
私は普段の生理中も、吐くほどの激痛に襲われて痛み止めが手放せないのだが、それと似たような激痛が私を襲う。
「これから造影剤を入れるから、ちょっとしんどいですよー」
もうやめてくれーと心の中では思いながら、はいと答えるしかない私。
…
……
ん?
「はい、このままちょっと我慢してくださいねー」
…
……あれ?
何も痛くないが?
確かに違和感はあるが、バルーンを入れられた時のような痛みはなかった。
後から色々な方の体験談を読んだところ、痛みにはかなり個人差があるとのこと。
私の場合、幸いにも造影剤を入れるのは痛くなかった。
でもバルーンは痛かった…
力が入ると痛みが強くなるということもあるらしく、痛いと聞いてなくて、まだマシだったのかな?
本当に、妊活や出産や育児って、
全て個人差が大きい
で片付けらる。
だから色んな人の体験談聞くのが楽しいのだが…