前回のつづき~
【20240526 続①】
さて、病院に着いてフラフラになりながら受付を済ませ待つこと10分・・・
別室で問診が行われることに
運ばれた病院は外国人の対応に慣れているようで、先生がPCの翻訳サイトで入力し私に画面を見せてくれる仕様になっていた
それを見て私は翻訳アプリで答えるというスタイルだ。
大変素晴らしいシステムだ
しかし、この問診が地獄の事情聴取になるとはこの時は知る由もなかった・・・
お姉さん先生:「どんな症状ですか?」
私:「手足がしびれてます。眩暈がします。」
お姉さん先生:「いつからですか?」
私:「手足の痺れは朝からです。」
お姉さん先生:「具合が悪いのはいつから?」
私:「昨日の夜からです。」
お姉さん先生:「昨日の夜何をしていましたか?」
・・・退勤待ち(出待ち)してました・・・
なんて言えない!!!
恥ずすぎるっ!!!!
こんなオバンがわざわざ日本から来て出待ちて・・・
言えなさすぎるwwwwwww
私:「ミュージカルを観てました。その後・・・」
お姉さん先生:「その後?」
私:「そ・・・外にいました・・・」
お姉さん先生:「外で何をしていましたか? ニコ」
地獄である・・・
許してくれない先生・・・
私は考えた。
正直に言うべきか・・・ごまかすべきか・・・
電話を繋ぎっぱなしにしていたMちゃんも爆笑である
いやぁ・・・体のことだ。
ごまかしてエライことになる方が地獄である
恥ずかしいだけだ・・・い、一瞬・・・
それにここは病院だ!
大丈夫、そんなことは気にしないであろう・・・
私は覚悟を決めてスマホを見せた。
私:「俳優の退勤待ち(出待ち)をしてました///」
言ったぞ!!
言っちゃったぞ・・・
どうだろう・・・
その場の雰囲気がちょっと変わった・・・
看護師さんが噂をし始めたwww
:ボヤ??ドゥグ??
:ATE〇Z??
:でもミュージカルって言ってたよ??
ぢ、地獄である
もう、やめてくれ・・・
恥ずかし〇にそうだよwwww
と、なんとか地獄を潜り抜けて処置室へ移動した
そこで
・血液検査
・尿検査
・脳CT
・心電図
の検査をすると言われた。
そして、韓国の病院と言えば!のアイテムを渡された
こちらです!!!
引用:ハングルちゃん
そう!!かわいい患者着である!!!(すまん!写真はないwww)
まさか私がこれに袖を通すことになるとは・・・
なんだか感動である(おいwww)
とりあえず、それに着替えて脳CTの撮影へ。
タンカーに運ばれて到着するとおじさん先生が
「大丈夫、すぐに終わります。2分です。」
と言われ、ドームの中に入った。
なんか怖いから目を瞑ったらもう終わってたwww
「グッナッソ」
おじさん先生は優しかった。
その後、血液検査は優しそうなクマさん先生が来て、話してくれたのだが、何を言っているのか解らず・・・
私:「ごめんなさい、打ってくれませんか?」
と言ってスマホを渡したら
クマさん先生:「おぉーーーーー!!!おけおけ~!」
ノリの良い先生だった。
クマさん先生:「血液検査と心電図をやるよ!でね、心電図って日本語でなんて言うの?」
私:「心電図」
クマさん先生:「シン??シン?ワンモア!」
私:「しんでんず」
クマさん先生:「シンデンジュ!!」
私:「そう!心電図!!」
謎の日本語講座が始まった
一通り”心電図”の言い方をマスターしたクマさんによると、私の血管が見えにくいため手首から血を採るとのことだった
私は大の注射嫌いなため目を瞑って踏ん張っていた。
針を刺される時はチクっとして
私:「おっ!・・・」
クマさん先生:「おぉぉぉーーーーー」
と言ってる間に終わってたwww
全然痛くなかった!
う、うまい・・・クマさん・・・
そして、クマさん先生は一仕事を終え、衝撃的な事を残しニコニコ戻っていった・・・
さぁ!クマさん先生は何を残したのか!?
つづく・・・