前回のつづき~
【20240526】
この旅の最大目的の朝が来た!
そう、この日はオッパのマッコンの日である
前日に退勤のお知らせもあり、久しぶりに間近でオッパを見ることができるのだ。
私はワクワクと長いようで短かった3か月間をしみじみと噛みしめていた
と、それはそうと体調は大丈夫なのか!?
一晩寝たおかげで体もスッキリしていた
とりあえず、お風呂に入って諸々準備をすることに・・・
シャワーを浴びて体を拭いている時にふと、変な感覚に襲われた
あれ??
ふわふわしてる・・・
あれ?眩暈する・・・
手足がなんか痺れてる・・・
あれ??貧血治ってないの??
私は焦ってベッドに腰掛け水を飲んだ
落ち着け・・・
どうした??
大丈夫だよ、ぽ~やん!
私はそう言い聞かせて胸に手を当ててみた。
そして、思い出した
あ!キュー〇ーコーワゴールド持ってきたな。
飲んでみよう。
私はそれを飲みしばらく横になった
・・・
・・・・
・・・・・
やっぱなんか変だ・・・
外の空気を吸いに行こうと下まで降りたが、やはり手足がふわふわとして痺れている感覚がある
や、、、ヤバイかも・・・
とりあえず、昨日一緒だったMちゃんに電話した
Mちゃんはこの日、日本に帰国予定で既に空港にいた。
私:Mちゃん、ごめん・・・昨日さ貧血でさ。すぐ寝て今起きてシャワー浴びたんだけどさ。なんか・・・おかしいんだよね。眩暈してさ、手足がさ、痺れるんだよ。どうしちゃったんだろう。。。
Mちゃん:え!?まだ調子悪いの??
私:うん・・・なんか・・・
Mちゃん:手足の痺れってさ・・・脳卒中とかあるよね・・・え、病院行った方が・・・
私:やっぱそうだよね・・・そっち系だよね
病院と言っても韓国語もしゃべれない私がどうやって病院を探して診察すればよいのか・・・
そんなことを考えながらも、とりあえず、糖分を取った方がいいと言われ、電話を切りコンビニへ向かったのだが・・・
あ・・・ヤバイ・・・
倒れる・・・
フラフラになっていくのがわかり、これはマズイと思いホテルに引き返し、フロントのお姉さんに
はぁはぁはぁはぁ・・・(ホテルのカギを見せながら)
「HE、ヘルプミー・・・」
と言って崩れてしまった
お姉さんは慌てながらも
「ちょっ、、、、だ、だ、大丈夫????何をしてほしいの?どう助ければいいの?」と。
私は
「み、ウォター・・・」
と言いながら、再度Mちゃんに電話をした。
私:い、今フロントなんだけど・・・倒れちゃって・・・救急車ってなんて言えばいい?
Mちゃん:えーーーー!!!!ちょっ・・・大丈夫??ambulance!ambulance!!
私:あ、あんびゅらんす ぷりーず・・・
お姉さん:OK!!!!ソファーで寝てて!!!
私:Mちゃん、ごめん・・・
Mちゃん:大丈夫かーーーーーーーい!!!
大迷惑なオタクである・・・
(本当にごめんMちゃん・・・そして、ありがとう!!!大好き!!!)
お姉さん:大丈夫??今、救急車来るからね!
と励ましてくれた。
私はエライことになったな・・・
とどこか他人事でドン引きしていた(おいwww)
と、ここでこの時の私の心境を・・・
人間、ヤバイと思うと生きなきゃ!!という生命力が生まれるのである
本来は、もうヤバイので目を瞑って楽な姿勢になりたいのだが、そこで楽になったらヤバイ!!終わってしまう!!という感覚になるのだ。
だから、ひたすら目を瞑らないようにこらえ、なるべく意識をハッキリさせようと、しっかりしようと踏ん張るのである
そう!雪山で寝ちゃだめだ!!!の感覚に近い
目を瞑ったら〇んでしまう!!!と必死に耐えるのだ。
というのも、
〇んだことないからわからないんだよ!!
例えば、普段、喉が痛い→風邪?みたいな感覚があると思うのだが、今回の場合は初めての状況すぎて、こうだから○○みたいなのが分からず、あ・・・これワンチャン、〇・・・あるぞ・・・とテンパってしまったのだ。
ちなみに、友人にこのことを話したら爆笑しながらもそりゃそうだって言ってましたwww
5分後、何やら騒がしく人が来たので、救急車だ!!助かる!と思ってみたら、ガタイの良い警察官の方が、4人ぐらいいらした。
いや・・・ごめんだけど、違う・・・
ポリじゃない、私待ってるの救急車・・・
と、心の中でつぶやいた。
フロントのお姉さんが、「この子、日本人で韓国語通じないの」と警察の方に説明してくれて、翻訳アプリでの会話が始まった
警察官:どうされました??
私:眩暈がする、手足がしびれる、貧血みたいな感じがする
警察官:救急病院に行って治療したいってことですか?
私:はい
恐らく、倒れ方が普通じゃなかったので警察官が来たのかな?(おく〇りとか??)
特に、そっち系でヤバそうでもないので、ひとまず、パトカーで病院に向かうことになった
日本でもパトカーに乗ったことないのに・・・まさか韓国で・・・
その間も、Mちゃんがずっと電話を繋いで話をしてくれていた。
本当にありがたかった
5分後、パトカーが止まり、そこで救急車(白地に黄色のやつ)に乗り換えた。
救急車の中に入るとちょっと安心した
た、助かる・・・(待ってたぁぁぁぁぁぁぁぁ)
それはそう!パトカーには医療器具がないのでなんか不安だったのだ。
救急隊のお姉さんが脈を測ったり、血を採ったり、医療ドラマでやるようなやつをやってくれた
私はあまり大事にならないといいなぁと思っていた。(いや、救急車で運ばれてる時点でまぁまぁよ)
この間、Mちゃんが私の旦那さんに連絡をしてくれていた(本当にありがとう)
救急隊:いつから具合悪いですか?
私:昨日の夜11時ごろ。貧血みたいな?低血糖とかですか??
救急隊:血糖値は正常ですが、貧血の検査を受ける必要があります。
私:そうですか。で・・・私は〇ぬんですか?
救急隊:〇にません。大丈夫です!安心してください!ニコッ
お姉さんが優しかった・・・
しだいに、段々手が震えだして怖かったけど、お姉さんが安心させてくれた。
↑実際の救急隊のお姉さんとのやりとり
こんな感じでお互いにやり取りをしていた。
しかし、ホッとしたのもつかの間!
ピロン!ピロン!ピロン!・・・
医療ドラマでヤバイ脈の時に鳴る音がした!!
えっ!!!!
ヤバイ!!!
えっ!!!!
私、やっぱ〇の!?
えーーーーーやだぁぁぁぁぁぁ
オッパぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!(おいwww)
なわけないのである
こんなに意識はっきりしてるんだから
なんか外れてたらしい・・・お姉さんが冷静に対応してくれたwww
と、救急車に揺られて15分、病院に着いた
さて・・・寝れば治ると思ってたぽ~やん。が、運ばれてしまった!!
次回、地獄の○○!?
つづく・・・