↑前回のお話はこちらから


「好きな人?いないねー。サユリちゃんはいるっぽいよね?」


「え、わかる?誰かわかる???」


「いや、それはわかんないけど!好きな人いる?って聞いてくるってことは、自分はいるのかなって思って。誰なのー?」


「それは教えられない!笑」


「えーっ!ここまで言っといて、教えてくれないの!笑」


「ごめんね!笑」


「じゃあ当てたら正解って言ってくれる??」


「当てたら良いよ!」


その日、

  • 1日1人まで、サユリちゃんに「この人?」と聞ける権利が与えられる
  • 正解だったら正直に教えてくれる

というルールのもと2人の中で

ゲームが始まった。


ゲーム初日、

私は他の男子の名前がわからなかったので

唯一名前のわかる

隣の席の男子「加藤ダイキ」を言ってみた。



「じゃあーーー、あの子!加藤くん?ダイキくんだっけ?」


 

「えっっっっ。



せ、、、正解。」



「んまんまんま、まじ!!!??」


初日にして当ててしまった。


彼女はすごく驚いていたが、

私は彼の名前しか分からなかったと正直に伝えて謝った。


彼女は

そうだよねぇー!!!!

と笑って許してくれた。


2人で大笑いして、一気に距離が縮まった。



私は彼女と加藤ダイキが

どうかくっつくようにと、

「応援するね!」なんて言ったりしていた。



自分が彼のことを好きになってしまうなんて、

その時は微塵も思っていなかった。