今回から数回に分けて「ダイエット」をテーマとして、その遅れている理由と、現在アメリカでどのような療法が行われているのかをご紹介したいと思います。
先に書かせていただきますが、かなり辛口の発言が出てくるかもしれません。これはあくまで私個人の発言だとご了承いただけると幸いです。
それでは本題に入りましょう。
日本の現状~ダイエット療法を扱えるセラピストが少ない
まず最初に知っていただきたいのは、アメリカの機関が認定したセラピストであっても、そのカリキュラムの中に「ダイエット」に特化したものは存在しません。
あくまでヒプノセラピストとして、クライアントの抱える「問題の解決方法としての催眠」に関する勉強はします。これは非常に個人的な意見で恐縮ですが、その教科書でさえきちんとした日本語になっていない場合が多くあります。
私自身そのような講義を受けて勉強してきましたが、やはり感じたのが「もどかしさ」でした。まるで伝言ゲームのように「英語で書かれたもの」の一部が日本語に訳されテキスト化されます。
■これはどこか特定の教育機関のことではありません、あくまで一般論としてお読みください。
そしてもしその英語の教科書を原語で読んでいない方が、訳されたテキストだけで教えたとしたらどうでしょうか?そしてそこで学んだ人が、それを更にほかの人に教えたとしたら?
考えるだけでも恐ろしいことです。最初から原語のニュアンスは全て抜けていますので内容はどんどん変わっていき、最後は原形もとどめないものになってしまうでしょう。
いくらアメリカの機関から正式に認可を得て教えているとしても、日本語のテキストはそれぞれの学校で独自に作成されます。アメリカ側からすれば、それがちゃんとニュアンスまで的確に訳されたものであるかは、知る由はありません。
試しにエリクソン催眠でもなんでも構いませんが、一度現在出版されている「訳本」を、買う必要はありませんので、本屋で立ち読みしてみてください。私ですら理解できない日本語が書かれています。
あなたも海外のショッピングサイトなどで「意味不明」の日本語を見ることはありませんか?
もっと身近なと例ですと、例えばスカイプなどの説明でもそうです。一つ分からないことがあって、調べれば調べるほど理解できない日本語が登場したりします。あの規模の会社ですら、「日本語の校正」まで確認できていないわけです。
セラピストの責任として行うべきことは多くあります
クライアントの抱える悩みはそれこそ100人いれば100個の異なったものになります。
ダイエットもそのうちの1つにしか過ぎません。それに特化した催眠療法を学ぼうと思えば、自分で勉強方法を見つけなければなりません。
ここから先はセラピストの適正と学習能力、その他多くのファクターが組み合わされますので、ただ資格だけを持った人全てができるわけではありません。
では「ダイエット療法」を売りにしているセラピストは、それをどのように学ぶことができるのでしょうか?
ほかの方のことをとやかく書くつもりはありませんので、私の場合を例に書いてみましょう。
私の勉強法~アメリカには多い博士号を持つセラピスト
アメリカのドクターの称号には良く「Ph.D」と表記されています。
これは「Doctor of Philosophy」の略で「博士」の学位の称号です。
アメリカでは一般のドクターでも、ヒプノセラピーを積極的に取り入れた研究を行ったり、実際にセラピーを行ったりしています。
もちろんダイエットに関するセラピーの需要が非常に高い国ですので、それに特化した博士号を持ったセラピストも数多く存在します。
そのような現場レベルで、ドクターとしてセラピーを行っている博士の本を読んだり、音声CDなどを聴いて自分のセラピーのスキルアップを目指しています。
例えば一人だけご紹介しましょう。まだ全てを読み終えていませんが、実際に読んだり聞いたりしていると、具体的にダイエットに取り組むためのセラピーに関する情報が多く得られます。
心理学者的な切り口でのダイエットセラピーです。
ここで音声の一部をアップします。時間があれば字幕を付けて、少しでもこのブログを読んでいただいている方にご紹介したいと思います。
■分からなくても雰囲気だけでも、きいてみてください。
ヒプノセラピストは資格を取ったからといって、何をしてもいいわけではありません。結果を出せるセラピーをしたいのであれば、常にアップデートされた情報を身に付け、それをクライアントにフィードバックできる人間である必要があると思います。
日本にその必要な情報は存在しません。アメリカの情報を探して拾って自分の知識にしていくような、そんなセラピストが増えて行って欲しいと思います。
次回は、このドクターが話している内容について触れましょう。
ダイエットの話までたどり着けなくてすみませんでした。思わぬ長文になってしまいました。


