今回は何となくとても堅苦しいタイトルになってしまいましたが、機会を見ながらアメリカでのヒプノセラピーの現状について少しづつお伝えできればと思います。
日本でもアメリカの協会が認定するカリキュラムである程度勉強して、セラピストとしての認定を受けることはできます。
もちろんセラピストとして仕事をするなら、この部分は本当に「最低限」必要なことです。
さらに臨床経験やコミュニケーション能力、もっと言えばいくら勉強だけしても学べない部分での「資質」も求められます。
ヒプノセラピスト認定にもいろいろなレベルがありますが、そもそも「催眠療法」という言葉さえあまり耳にされない方にすれば「何のこと?」でしょうね。
この部分に関しては、個人的に発信したいことは多くありますがまた別の機会にしたいと思います。
アメリカではここまで細分化されているヒプノセラピー
日本で勉強できることは限られています。当たり前ですが、限られた時間の中でカリキュラムを消化するわけですから一般的な理論や簡単な実践方法だけになってしまいます。
(例え合計100時間以上あったとしても、学ぶことが多すぎるからです)
例えば下記はあるアメリカのドクターがカテゴリー分けしている、「ヒプノセラピー」で対応できる症状です。英語のサイトをそのままニュアンス的に日本語に置き換えていますので、分かりにくい部分お許しください。
さらにアメリカでは「クリニカルヒプノシス」と、より医療的な分野での「メディカルヒプノシス」に分けられます。(ヒプノセラピーは英語ではHYPNOSISと記載される場合もあります)。あえて日本語にすると臨床ヒプノセラピーと、医療ヒプノセラピー、でしょうか。
それぞれのカテゴリーはさらに細分化されていますが、一部のみ掲載させていただきます。全部を伝えるには、あまりにも膨大な範囲になりますので。
*退行催眠やインナーチャイルドなどに関する部分は省いていますのでご了承ください。
■いろいろな依存症状
・アルコール
・禁煙
・「スイーツ」その他食べ物への依存(アメリカではスイーツの依存は多いようです)
・ギャンブル依存
その他
■不安やストレスに関連する症状
・恐怖症や不安障害
・罪悪感
・テストや面接に多い「あがり症」の克服
・海外旅行など長時間フライトでリラックスする
その他
■対人関係
■ウェイトコントロール
■自分を変えるためのセラピー
■睡眠に関する問題
■健康問題全般
■男性用セラピー
■女性用セラピー
どうでしょう、大雑把なカテゴリーだけでも数え切れないほどあります。さらにそれぞれに関連する項目や症状となると、本の一冊でも書けてしまいそうですね。
アメリカ医療界の「ヒプノセラピー」に対する認識
近年ではボディー+マインド、すなわち心と体は医療分野全体で「分けて考えられないもの」として考えられるようになってきました。
具体的には慢性的な痛みの緩和であったり、手術後の痛みのケアとして利用されたりしています。
これも数十年に及ぶ臨床結果からアメリカではその「効果」が認められているからでしょう。医療、心理学、認知行動療法など、すべての円の重なり合う部分に「ヒプノセラピー」が位置付けされてきています。
日本でこのような考え方が受け入れられる日はくるのでしょうか?いつかそんな日が来てくれることを祈っています。
最後に上記の細かい症状それぞれに、英語で「スクリプト」と呼ばれるセラピーで使用すべき誘導や言葉などが書かれたものが存在します。
スクリプト=SCRIPT、ですが適当な日本語が見つかりません。直訳すれば「台本」になってしまいますが、それはちょっと違いますね。
セラピストを名乗るのはカンタンですが、実は学ぶべきことは数多くあります。そんな意味でも私自身どっぷりと漬かって、しっかりと勉強を続けたいと思います。
また長くなってしまいました。


