椅子ごと倒れた私は、すぐ父の顔を見ました。すると
「何してるんや。早く椅子なおしてもっ回座らんか」
恐怖で指の先が冷たくなりました。
早くしないとまた叩かれる…。
私は倒れた椅子をたてまた座りました。泣かないで頑張れば、認めてくれる…私はまだそんな希望を持っていました。
いつ抱きしめてくれるんだろう…頑張ったなと頭を撫でてくれるんだろうと、そんなことばかり考えてました。
緊張で自分の生つばを飲む音がずいぶん大きく感じました。
そんな私の髪の毛を掴み
「今度食べたらわかってるやろなぁ」
と父凄みました。
その時階段を上ってくる母の足音がしました。父は小声で
「お母さんに言うたらアカンど。」
と言いテレビを付けました。
居間に入ってきた母は、そんな重い空気を感じ「どないしたん?」と私に言いました。
私は母に悟られないように、なるべく明るい高めの声で
「食べ過ぎたからお腹痛いねん。」
うっすらと笑って言いました。
涙が出ないようにトレーナーの胸元をギュッと握りしめながら…。
子供らしく「お父さんが叩いたぁ~!!」と声を出して泣いていれば、その後の酷い虐待はなかったかもしれないのに…。そんな子供らしくない態度がまた父の感情を逆撫でしたのでしょうか?
私に向けられた言葉の全ては、多分父が幼い頃継母にぶつけられた言葉だったのでしょう…。
「お前は肉を食べる身分やない。肉はみんなが食べるもんや!」
もしかすると、父も継母に私と同じような態度をとって、辛くない素振りでいたんではないでしょうか?
私に自分と似たものを感じ、その嫌悪感から虐待が酷くなっていったのではないでしょうか。
その日、私は子供部屋で1人になると声を殺して泣き続けました。
「何してるんや。早く椅子なおしてもっ回座らんか」
恐怖で指の先が冷たくなりました。
早くしないとまた叩かれる…。
私は倒れた椅子をたてまた座りました。泣かないで頑張れば、認めてくれる…私はまだそんな希望を持っていました。
いつ抱きしめてくれるんだろう…頑張ったなと頭を撫でてくれるんだろうと、そんなことばかり考えてました。
緊張で自分の生つばを飲む音がずいぶん大きく感じました。
そんな私の髪の毛を掴み
「今度食べたらわかってるやろなぁ」
と父凄みました。
その時階段を上ってくる母の足音がしました。父は小声で
「お母さんに言うたらアカンど。」
と言いテレビを付けました。
居間に入ってきた母は、そんな重い空気を感じ「どないしたん?」と私に言いました。
私は母に悟られないように、なるべく明るい高めの声で
「食べ過ぎたからお腹痛いねん。」
うっすらと笑って言いました。
涙が出ないようにトレーナーの胸元をギュッと握りしめながら…。
子供らしく「お父さんが叩いたぁ~!!」と声を出して泣いていれば、その後の酷い虐待はなかったかもしれないのに…。そんな子供らしくない態度がまた父の感情を逆撫でしたのでしょうか?
私に向けられた言葉の全ては、多分父が幼い頃継母にぶつけられた言葉だったのでしょう…。
「お前は肉を食べる身分やない。肉はみんなが食べるもんや!」
もしかすると、父も継母に私と同じような態度をとって、辛くない素振りでいたんではないでしょうか?
私に自分と似たものを感じ、その嫌悪感から虐待が酷くなっていったのではないでしょうか。
その日、私は子供部屋で1人になると声を殺して泣き続けました。