瀬戸合峡 ~ 断崖の吊橋 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】



瀬戸合峡

 

鬼怒川の上流に位置する瀬戸合峡は、凝灰岩が浸食されることによって生まれた峡谷で、

深度100mにも及ぶ切り立った岸壁が約2kmにわたり広がっています。

吊橋「渡らっしゃい吊橋」からの眺望は絶景で断崖を真近に感じることができます。

 

所在地:〒321-2717 栃木県日光市川俣

 

渡らっしゃい吊橋・瀬戸合峡遊歩道開放期間
令和5(2023)年4月26日(水)~11月下旬予定

(期間中無休、冬期は積雪のため閉鎖)
時間:9時~16時(入場は15時まで)

 




【テレビで】


 

朝の情報番組で放送していてとっても素晴らしい紅葉でした。

これは行って自分の目で見るしかないと確信しました。

そのくらい美しい紅葉の映像でしたが、

テレビ放送から一週間後でまだキレイなのか疑問(^_^;)

多少の不安はありましたが、ネット情報ではまだ見頃と言うことで

見頃の後半だろうけどとにかく行ってきました。

よく日光周辺は来るけど県道23号線は初めて

こんな山奥に続く道なのにキャンピングカーで大丈夫?

なんて不安は多少あったけど、一部道路の狭い所はあるものの、

心配するような狭い箇所は少なめで安心して駐車場に到着しました。

気にしていなかったけど駐車場も紅葉ですね。

 

遊歩道入口近くの駐車場は小さめだけど、

少し離れたところにかなり大きな臨時駐車場があります。

こんな秘境の奥地なのに紅葉時期の週末なら混雑するんでしょうか

それとも春の点検放流が混むのかな?

自分はテレビで見るまでその存在すら知りませんでしたが、

知る人ぞ知る秘境の紅葉の絶景を楽しめる場所です。

 


【遊歩道】



駐車場の遊歩道入口から吊り橋まで往復所要時間約60分

距離は630mで階段の段数は片道457段

往復で考えると段数は900段を超えます。

吊り橋の先は行き止まりなので900段上り下りする自信がないなら無理です。

でも我が家はある意味、階段マニア(笑)

900段くらいの階段は余裕でしょう(^^)

 

遊歩道入口には流木ギャラリーがあり、

お好きなものを持って帰って良いとあります(笑)

ダムに流れ着いた流木の有効活用でしょうか。

形によっては高く取引されたりするんですよね

 

ダム入口までは坂道で途中にベンチあり

ベンチがあるってことは帰りはかなりしんどい登りなんですね(^_^;)

 

紅葉も盛りのダム湖が見えてきた。

赤いモミジと違って黄色・茶色系の紅葉って画像が映えない

目で見るとまだまだ紅葉の盛りと言える色合いでした。

 

ダムも見えてきましたね。

水圧の大部分をダムの両側の岩盤で支えるアーチ式コンクリートダム

コンクリートを薄くする事ができるのが見た目の特徴です。

 

まずは川俣ダム資料室で川俣ダムのお勉強でもしましょう。

令和5年からリニューアルオープンしたようです。

 

フロアマップ

 

川俣ダムは昭和41年に完成した鬼怒川の最も上流に位置するダムです。

洪水による下流河川のはんらんを防ぐための洪水調節、

農業用水の供給、発電のためにつくられました。

そんなダムを椅子に座ってゆっくり鑑賞できます。

 

ダムカードは発券機で配布。

アーチ式コンクリートダムとしては縦長なので
その容姿が分かるように縦型のダムカードです。

 

面白いのは体験コーナーにあるダムゲートの操作が出来ます。

 

操作盤を使って放流体験が出来ます。

 

ポチッと押して放流開始

ダ~~~~~ 放流成功(笑)

 


【絶景】


 

まず最初に瀬戸合峡遊歩道から渡らっしゃい吊橋を目指しましょう。

開放時間は9時から16時(入場は15時まで)

ここから片道457段の始まりです。

 

450段はただ下りだけではなくアップダウンがあります。

 

階段はこんな感じで結構急です。

 

途中に休憩所もあり休みながらでもOK
こちらからは日光連山が見ることが出来ます。
 
ダムカード撮影ポイント?
ちょっと枠の前の雑草が邪魔ですね(^_^;)
 
「天使の鐘」
ここまで来たら吊橋はもうすぐそこ

 
無事に吊橋に到着しました。
多少紅葉の盛りは過ぎているけどまだまだ見頃です。
渡らっしゃい吊橋は揺れの少ないしっかりした吊橋です。
 
吊橋から下を覗くとひゃ~~~~ってなる
高さ100mを超える吊橋からの景観は圧巻
高いところは平気だけどなんか引き込まれそうになる迫力
ゾワゾワが止まらない、これぞまさにタマヒュンってやつでしょうね(笑)
 
青い空と深い渓谷と紅葉のコントラスト
ここまで来ないと見れないまさに秘境の絶景です。

 

【ダム】


川俣ダム

型式:ドーム型アーチ式コンクリートダム
地質:石英粗面岩質熔結凝灰岩
堤高:117.0m
堤長:131m
堤体積:167,500立米

工費:77億8千万円

 
吊橋から戻って次は川俣ダムの散策です。
天頂部を歩いて対岸までいけます。
 
ダムから観た渡らっしゃい吊橋と日光連山
 

紅葉に染まるダム湖「川俣湖」の景観

 


【まとめ】


 

まさに秘境の絶景です。

アーチ式コンクリートダムとしては縦長日本一の高さは圧巻

渓谷の深さと渓谷の下まで紅葉に染まる姿は美しい

ここで一番ふさわしいのはやはり紅葉の時期でしょうね。

春には点検放流があるようですがそちらも狙い目かな

渡らっしゃい吊橋から放流を眺めるのが基本でしょうか

落差のある放流は迫力がありそうですね。

 

 

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