野島埼灯台 ~ 参観灯台 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】



野島埼灯台

 

明治2年(1869)にフランス人技師、ウェルニーの設計によってつくられた

日本最初の洋式8灯台のひとつです。

白亜の灯台が美しく、展望台からの眺望は抜群。

岬の先端には、「最南端の碑」もあります。最南端の夕日スポットです。

 

所在地:〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜630

 

開館時間:9時~16時(10月から4月)、9時~16時30分(5月から9月)
休館日:荒天時
料金:中学生以上 300円

駐車場:無料 130台

 

 


【由緒正しい】


 

房総半島の突端、野島埼にある由緒正しい灯台です。

 

駐車場は灯台専用の駐車場の他、公園駐車場も利用できるので

キャンピングカーでも駐車場に困ることはありません。

駐車場と灯台の距離感はこんな感じです。

 

現存するものは大正14年にコンクリート造りで再建されたもので、
高さは29m(平均水面上から灯火まで38m)灯火部分まで上れて、

参観チケットで付属の灯台資料展示室「きらりん館」にも入場可能です。

 

のぼれる灯台は全国で16基あります。

尻屋埼灯台(しりやさき)
入道埼灯台(にゅうどうさき)
塩屋埼灯台(しおやさき)
犬吠埼灯台(いぬぼうさき)
野島埼灯台(のじまさき)
観音埼灯台(かんのんさき)
初島灯台(はつしま)
御前埼灯台(おまえさき)
安乗埼灯台(あのりさき)
大王埼灯台(だいおうさき)
潮岬灯台(しおのみさき)
角島灯台(つのしま)
出雲日御碕灯台(いずもひのみさき)
都井岬灯台(といみさき)
残波岬灯台(ざんぱみさき)
平安名埼灯台(へんなさき)

 

1866(慶応2)年にアメリカ、イギリス、フランス、オランダと結んだ

江戸条約によって設置を約束した8ヶ所

(野島埼灯台、観音埼灯台、樫野埼灯台、神子元島灯台、剱埼灯台、

伊王島灯台、佐多岬灯台、潮岬灯台)の灯台のひとつ。
江戸湾に入る船にとっての重要な指標となる場所で、

沖合の海難事故が多かったため開国とともに設置が急がれました。
フランスの技術者で横須賀造兵廠、横須賀海軍施設ドックなど建造した

F・L・ヴェルニー(Francois Leonce Verny)の設計です。
明治2年1月1日に、対岸の観音埼灯台が全国にさきがけて初点灯したのに呼応して、

9日後の明治2年1月10日、木造四角櫓型の仮灯台が設置されました。
明治2年12月にレンガ造りの八角形という独特のフォルムの灯台が完成しています。

 

灯台内にはフランス語で1870年1月19日点灯とあります。



旧暦表記で明治巳己 季 十弐月18日との刻印

太陽暦で表すと明治2年 12月18日

明治6年まで日本は旧暦を使用しています。

 


【絶景】


 

灯台内は階段+はしごの組み合わせ

 

ぐるぐる目が回りそう(笑)

 

頭上注意の鉄はしごまで来ればもう一息

 

灯火の回転台まで辿り着いたら頂上に着きました。

 

ど~んと灯火のガラス窓

 

灯台からは地球が丸く見える様にぐるっと一周見渡せます。

 


【ベンチ】


 

灯台の参観を終えたら次は有名なベンチの見学です。

 

岬の突端にぽつんと白いベンチがあります。

岩の上に不自然に有るベンチがそれですね。

 

朝日と夕日の見える白いベンチです。

時間帯になると人気があるんですかね。

昼間の時間帯はあまり人気のないベンチです。

 

振り返ると先程のぼった灯台が青空に映える

美しい白亜の灯台ですね。

 


【まとめ】


 

のぼれる灯台16基制覇という新しい我が家の課題が出来ました(笑)
流石に場所を見ると全部は厳しいかな~

でも、これからはのぼれる灯台近くに来たら順次のぼりましょう。

この手の制覇ものは我が家は好きですから(笑)

 

 

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