音を間違えたとき、音を言っても、
なかなか鍵盤にすぐに指を準備できていない生徒さんって意外と多いことに気がつきました。
・・・・・以前、頼まれてレッスンした生徒さん。
間違えて、これはミだよ~って言っても、
とっさにレを弾く・・「それはレ!これはミ!」 なんて・・・・
と言ってもなかなか正解を弾けない生徒さんは多いです。
私たち、講師にとってドがどこの鍵盤で、レがどこの鍵盤なんて本当に当たり前に分かっていることとして、
レッスンであまり深くはやらないと思うのです。
でもでも、実は・・・・子供たちはすぐに指を準備出来るほど
鍵盤の音を分かっていません
考えれば、当たり前のことですよね。
初めてピアノを見たわけじゃなくても。です。
もちろん、これは何の音??と聞けば、すぐに答えられるのですが、
それが楽譜を目で追いながら、指を動かしながら、その他色々脳が動いちゃう演奏中に
瞬時にそれまでも考えることって、すごく難しいと思います。
だから、私のレッスンでは鍵盤の音もレッスンでじっく~~りお勉強。
そうすることで、音のミスタッチも、指の準備も、ミスの直しも早くなります。
楽譜を読むことばかりに気をとられがちですが、
鍵盤を読むこともレッスンで大切にしたいと思っています