日本の子どもたちのために | 京都府福知山市のポプリ音楽教室

京都府福知山市のポプリ音楽教室

京都府北部の福知山市にある音楽教室。
一人一人にぴったりのレッスンを提案しています。
集中力を高め、豊かな音感を育てます。

私のお気に入りのテキストをご紹介したいと思います

「うたとピアノの絵本」です
これ↓ はみぎて~連弾バージョン~です

ピアノの先生方はきっとよくご存知の有名なテキスト。

呉 暁さんの書かれたテキストで、みぎて・ひだりて・りょうての3種類あります。



連弾 うたとピアノの絵本(1) みぎて
かわいくて、やさしい絵にサインペンで書いたような大きな音符が魅力的です。

みぎて・ひだりてはりょうてに比べて、音符の大きさは小さめ。

私のレッスンでは、みぎて・ひだりてを同時進行で始めています。

絵が絵の具で塗ったようにやさしくて、いつも子どもたちは絵の感想を述べてくれています



私がこのテキストを使う理由は、うたにあります。
いろいろなテキストがある中で、このテキストほど歌とメロディーがあっているものは少ないのではないでしょうか。



・・今はいろいろなテキストがあって、ソルフェージュや楽典も多面的に学べるテキストがたくさんあります。
また、歌がついている導入期のテキストはたくさんあります。

でも、なんとな~く歌が日本人の子どもたちが話すイントネーションとは違って歌いにくいなって感じ。



呉 暁さんはソルフェージュの分野でとても力を入れておられます。

ソルフェージュというと、音大生が受験のために学ぶもの・・なんて考え方の方も少なくないのが実情です。
でも、ピアノを弾く上で、ソルフェージュは必須。
それは、小さい導入期においても変わりません。



しかし、ソルフェージュだけでなく、ピアノや音楽の根底には「歌うこと」があると思うのです。

何も特別なことではない。まずは楽しく自分の音楽を感じること。
その表現の形がうたにあると、私は思っています。

それをこのテキストは大切に、それでいて楽しく勉強できるんですよね



例えば、みぎてのテキストに載っている、「おせんべポリポリ」。
歌詞がおせんべ・ポーリポリーなんですが、ポーリポリーの歌詞がなんとも面白い
ついつい笑ってしまう、お茶目な歌詞で、弾き終わったら、面白いね~なんて。



その後、ドーナツの歌詞が出てきますが、言葉のリズムと曲のリズムが同じなので、これで8分音符♪がとっても弾きやすい。

子どもたちは、歌で歌ってもいい?と聞いてきます。
それ位、人気者のテキストです。


写真は、先生が連弾を弾けるように左のページに伴奏譜が載っています。
生徒さんの演奏が一層キラキラする伴奏です
先生との演奏でも、生徒さんだけの演奏でも、色んな使い方でゆっくり学んでいけるテキスト。

これからも、どんどんポーリポリをたくさん歌いたいですね