食料買占めについて、思う事 | 口コミだけで、日本全国!出張バーテンダーまちゃの日々

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今日は、どこに行ってるのかのブログです。

 

 

例えばじいちゃんばあちゃんに連絡すると、

戦時中でもないのに

「ご飯はちゃんと食べてるか?」

って聞かれることがある。

   

例えば両親に連絡すると、

ある程度稼いでたとしても

「お金は大丈夫か?足りてるか?」

って聞かれることがある。

 

きっとこれは、若い時、しんどい時に

「何が足りなくて困った経験をしたのか」

によるんだと思うんです。

  

戦争を経験した人たちは

明日の食うものに困った。

貧困を経験した人たちは

お金が足りなくて困った。

 

そんな経験から、大事な人には

そんなつらい思いはしてほしくないと思って

「大丈夫か、足りてるかー?」って

愛のある声をかけると思うんですよね。

  

そう思えば「ご飯ちゃんと食べれてるか?」っていうのは

不器用な日本人の愛情表現だと思うんだけど

    

 

さて、有事の際に必ず起こる買い占め問題。

 

はたから見てれば

「足りないわけじゃないのに何をそんなに(笑)」

って見えるんだけど

「あの時」を経験した世代によっては

きっと、不安と恐れに包まれてしまうんだろうね。

 

もしも食料がなくなってしまったら

また、あのつらさを経験してしまうから。

 

過去のトラウマ、見えない恐怖に不安を覚えるのは

人間みんな一緒だと思うんです。

 

 

ただ、その不安の対象が

ある世代にとっては

食料だったり

お金だったり

今の世代はやりがいだったりする。

 

 

なので、不安にかられて

買い占めに走る人たち。

自分たち以上に、食料に対する不安が

ちょっと強いだけなんだと思うので

人のことを考えてない、って

怒りや嘲笑を向けて騒ぐよりも

 

そうかー、不安なんだよなぁ。

そう思っちゃう事情があるんだよなぁ。

そう思っちゃうのもしょうがないよなぁと

ちょっと視点を変えるだけで

いたずらに騒ぐよりも、僕らの気持ちはきっと楽になります。 

  

 

スーパーになけりゃ、ネット通販で

産地直送してもらえばいいって俺らは思えるけど

テレビしか情報源ない人は

目の前のスーパーが生命線なので

不安しかないんだろうと思います。

 

ネットで「助けて」って言える僕らよりも

地域のコミュニティしかない人も

どうしていいか分からないのかもしれないです。

   

感情で走る人を見て、感情的になるのではなく

そんなものに惑わされない自分でいること。

出来ることを淡々とやること。

それだけで、その人の周りは安心感を覚えるので

少しづつ、落ち着いて行動出来る人が

周りから増えるかもしれない。

 

大それた活動をせずとも

それだけで大事な社会貢献になり得ると思います。

  

ということで

ちょっと買い占めの背景を考えてみた。

自分が出来ることをひとつひとつ、重ねていきましょ。

 

 

ちなみに、今の世代が成長すると

息子世代に伝えることは

「おーい、やりたいことやれてるか?」

なんじゃないかと

書いてて思いましたw

 

みんな、がんばるべー(happy)