何かのアンケートで、「うさんくさいと思う職業は何か」というのがありました。

その結果一位が○○コンサルタントでした。

確かに世の中には色々なコンサルタントがあります。

人材コンサルタント、経営コンサルタント、教育コンサルタント・・・・・・。

確かにうさんくさいです。

コンサルタントは特に資格がいる職業でもないです。

誰でも名乗ることができます。

誰でも名乗ることができてしまうから、知識が特にない人が「○○コンサルタントです」と言えてしまう。

しかも、ものによっては一体何の仕事かよくわからない。

例えば、人材コンサルタントなんてパッと見ではなんの仕事がよくわかりません。

そんな数あるコンサルタントの中でも特に信用できないのが経営コンサルタントではないかと考えています。

「そんな馬鹿な」

と思う人達もいるでしょう。

実際に経営コンサルタントに依頼をしている会社はたくさんあります。

コンサルタントの中では一番身近な存在です。

しかし、私はどうしても信用できません。

私自身はまともな職歴もないです。

しかし、そんな職歴のない人間でもうさんくさいと思えてしまう点がいくつかあります。


疑問点その① 経営方針をどうすればいいかなんてわかっていないのではないか?

経営コンサルタントが顧客の役に立つのは非常に難しいです。医者や弁護士が役に立つよりもずっと難しいです。

医者や弁護士のところに来るお客さんは、大抵医学や法学については素人です。専門知識をもってアドバイスをするだけである程度役に立ちます。

それに対して経営コンサルタントの顧客は会社の経営者です。いわば会社経営のプロであって、知識に関してはコンサルタントにもひけをとりません。

こういうプロに対しては、専門知識を教えてあげるだけではまず役にたちません。そんなことは顧客の方が既に知っているからです。

多くの経営者は、経営方針で悩んだ時に相談しに行くことが多いようです。それに対してコンサルタントは、「こういう方針をとった方がいいですよ」とアドバイスをするというかんじになっているようです。

でも、よく言われることですが、会社の経営をどうすればいいかなんてやってみなければわかりません。例えば、支店を増やして、それが利益増加につながることもあれば、むしろ赤字を増加させるというマイナス効果をもたらす場合もあります。新商品を売り出してそれが大ヒットすることもあれば、大量の売れ残りとなって赤字の原因となることもあります。

コンサルタントのアドバイスに従って、よい結果が出るか悪い結果が出るかは誰にも分からないというのが現状なのではないでしょうか。多くのコンサルタントは会社経営をしたことがありません。プロの経営者でもどうしたらいいか分からないことについて、きちんとした判断が下せるとは思えません。

経営者のなかには、「コンサルタントの言う通りにしたら会社の業績が上がった」と喜んでいる人もいるようなのですが、それって偶然的中しただけなのではないでしょうか?

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)/光文社

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上記の本に書いてあるエピソードにこんなものがあります。

ある飲食チェーンの社長が、いくつかの店舗で赤字が出ていることで悩んでいました。
そして、コンサルタントに相談しに行ったところ
「赤字の店舗を全部潰して、人件費の高いベテラン社員を解雇するべきです。無駄を省けば会社は必ずよみがえります」
というアドバイスを受けたらしいです。
そして、そのアドバイス通りにしたところ、一時的に業績は上がったものの、経営状態は以前よりも悪くなったらしいです。

理由としては、店舗が少なくなったことにより、仕入れの単価が上がってしまったこと、仕入れのノウハウ等をもったベテランの従業員あいなくなってしまったことが挙げられていました。

結局のところ、コンサルタントのアドバイスって占いと同じようなものなのではないかと考えてしまいます。
「言う通りにした方がいいかもしれないし、しない方がいいかもしれない。それはやってみないと分からない。よい結果が出なくても責任はとらない」
というところは占いと全く同じではないかと考えてしまいます。

疑問点その② 経験がないやつがアドバイスなんてできるのか

多くの経営コンサルタントは、顧客の業界での経験がありません。

飲食業での経験が無い人が飲食業のコンサルタントになったり、製造業での経験が無い人が製造業のコンサルタントになったり。

特に新卒でコンサル会社に就職した人は酷いです。コンサル以外の業界を全く知らないわけですから。

これって冷静に考えるとかなり奇妙なのではないかと考えてしまいます。

例えばプロ野球チームのコーチとして、野球の経験が全くない人がやってきて、作戦面についてアドバイスをしたり、守備や打撃の方法についてアドバイスをしていたら

「こんな素人に何が分かるんだ」

と選手たちは思うはずです。

ところが、経営コンサルタントも似たようなことをやっているのに、なぜか顧客は信用してしまう。

これっておかしいのではないでしょうか?


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コンサルは会社の害毒である (角川新書)/KADOKAWA/角川書店

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今回は趣向を変えて、ゲームの紹介をしたいと思います。

私は趣味でよくボードゲームをやるのですが、そのボードゲームの一種であるワードバスケットというゲームを紹介したいと思います。

このゲームは、自分に配られたカードを使ってしりとりをするというゲームです。

各プレーヤーには最初、ひらがなが一文字書かれたカードが五枚ずつ配られます。

そして、場に出ているカードと手元にあるカードを使って三文字以上の言葉を使ってカードを場に出します。

例えば、場に出ているカードが「い」で手元に「き」がある場合、「いかやき」という単語を使って「き」のカードを出すことができます。

以下、シュミレーションプレイを行っていきたいと思います。



シュミレーションプレイ

A、B、C 三人のプレーヤーが登場します。
各プレーヤーに配られたカードは

A「あ く せ わ と」
B「き ぬ ひ み こ」
C「れ に そ け し」

とします。

それではゲームスタート  (右に書いてあるのは各プレーヤーの残りの手札です)

最初のカードは「の」

C「のうみそ」 「れ に け し」

B「そうこ」  「き ぬ ひ み」

C「こけし」  「れ に け 」

A「しにせ」  「あ く わ と」

B「せっき」  「ぬ ひ み 」

A「せっく」  「あ わ と」

C「くびれ」  「に け」

C「れんげ」(濁点や半濁点は自由につけて構いません)「に」

C「ワードバスケット」(最後の一枚になったら、必ずワードバスケットと言わなくてはいけません。もし言わなかったら強制的に2ドローです。)

A「けいと」  「あ わ」

A「ときわ」  「あ」

A「ワードバスケット」

A「ワイヤー」(最後だけは四文字以上です。伸ばす棒は母音のあ、い、う、え、おのいずれかとして扱います。)

今回はAのカードが最初になくなったのでAの勝利です。

お手軽にできるゲームですぐに終わるので、旅行の時の暇つぶしにも最適です。

興味がある方は是非購入してみて下さい。

メビウスゲームズ ワードバスケット/メビウスゲームズ

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今は地方創生の時代と言われています。

政府も地方移住を推進しているようです。

もし、

「田舎暮らしをしてみたい」

「都会の人ごみの中での生活は嫌だ」

と感じているのならば、今がチャンスかもしれません。

私自身は現在周りに田んぼしかない田舎に住んでいますが、周囲に空き家が増えており今後さらに増える予定です。

それは他の地方でも同じらしいです。

というのも、子どもが結婚なり就職なりで家を出た→年老いた親が一人暮らし→親が死んで誰も住まくなった。という家が増えています。

こうした空き家は所有者にとっては大変困りものです。

家は人が住んでないと傷んでしまいますし、持っているだけで固定資産税がかかります。

「誰かが借りて固定資産税だけでもいいから払ってくれ。」と考えている人は多いです。

なので今だったら、家賃2万円くらいで広めの庭付きの一戸建ての住宅が借りられます。

しかも家の広さにしたって東京よりはずっと広いです。

地方での生活の欠点として車が必要ということはありますが、駐車場代が都会程かからないし道もすいているので、車好きにとってはいい環境です。

都会暮らしが嫌になっている人は、是非地方への移住を検討してみてください。

まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく (幻冬舎新書)/幻冬舎

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田房永子さんが書いた二つの本

男しか行けない場所に女が行ってきました/イースト・プレス

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ママだって、人間/河出書房新社

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を読んでみて気づいたことですが、確かに世の男性陣は女性に対して勝手な幻想を抱いている気がします。

私自身、読んでみて反省しなければいけないと思ったことがあります。

以下、よくありがちな勘違い

① 女性は下ネタが苦手

私自身が男子校の出身者だったからわかるのですが、女性が下ネタが苦手という幻想を抱いている男は多いです。

誰かが下ネタを披露した後に、

「女子校でやったら確実にアウトだろうな」

と言っていたこともあります。

でも実際は女性が話す下ネタのほうが結構エゲツなさを持っていたりしますよね。

「下ネタが苦手な女っていうのは、現実の女ではなくて、男の人が考えている想像上の女のことだと思うよ」

大学の時の先輩にこんなことを言われました。

要は男の処女願望の反映ということでしょうか。

多分男がこういう幻想を抱いてしまうのって漫画やアニメの影響もある気がします。

少年漫画とかを見ると、いい年した大人の女性が男の裸を見て恥ずかしそうにするシーンをよくみかけます。

実際はそんな女性はいないのに・・・・・・

② 女性には母性本能がある。

以前友達と話しをしていた時

「結婚するんだったら、子どもを作らないことで合意してくれる人じゃなきゃダメだ」

といったことがあります。(当時の私は子供が嫌いでした。)

そしたら、

「女のひとは子どもを欲しがるものだから、その考えだと結婚は難しいね」

と言われたことがあります。

昔見た「ザ シェフ」という漫画でもこんなシーンがありました。

主人公の味沢が、「子どもなんていらない」と言っている女性に対し

「母性本能というのは女性にだけ与えられた特権なんですよ」

と言って説得したことがあります。

でも結局それは男が抱いている勝手な幻想です。


母性という神話 (ちくま学芸文庫)/筑摩書房

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プラス・ラブ―母性本能という神話の終焉 (1981年)/サンリオ

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以上の二つの本でも述べられていますが、18世紀のヨーロッパでは子どもが何人死のうが気にする親はあまりいなかったらしいです。

日本でも、江戸時代までは「間引き」が普通に行われてました。

「間引き」とは、子どもが生まれた後に子どもを殺すことによって、子どもの数を調整するやり方です。

「昔の人は貧しかったし、子どもを育てきれないから仕方がなくやってのでは?」と思う人もいるかもしれません。

でも実際は、「子育てのために物見遊山ができず、美味しいものを食べられないのは嫌だ」といって間引く人もいたらしいです。

詳しくは、以下の本を参照してください。
反社会学の不埒な研究報告/二見書房

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女性に対するアンケートで、「本当は子どもは欲しくない」と答えた人がかなりの割合になったのを見たことがあります。

「悪印象を作りたくないから子ども好きのふりをしているけど本当は嫌い」

という人もかなりいるのではないかと推測しています。

「まだまだ日本は男尊女卑的」

と田房さんは言っていましたが、男が勝手に抱いている幻想に苦しめられている人がいるのを見ると、確かにその通りだなと思いました。







世の中にはホームレスを異常に敵視している人達がいます。

「昼間から働かずに怠けている奴らはけしからん」

「やつらは努力をしなかったからああなったんだ」

一部の公園ではホームレスを排除する動きがあるようです。

新宿の公園ではベンチで寝ることができなようにしてあるそうです。

かつて、大阪の公園では実力行使をしたこともありました。

でも、近くの公園から排除してもホームレスの存在そのものがなくなるわけではありません。

ホームレスにだって生活をする場所は必要です。

「ホームレスには生きる権利はないんだ」

とでも言うつもりでしょうか?



今日、ホームレスになった―15人のサラリーマン転落人生/彩図社

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今日、ホームレスになった 平成大不況編/彩図社

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実際にホームレスになった人の体験談を見て感じたのは、

「誰にでもホームレスになる可能性はあるんだ」

ということです。

自分が就職した会社が倒産する可能性は十分にあります。

会社がつぶれるかつぶれないかというのは、個人の力ではどうにもならないところがあります。

再就職先をうまく見つけられる保障なんてどこにもありません。

うまく再就職できたとしても、そこがトンデモないブラック企業で、完全にボロボロになってしまうこともあります。

自営業の人も同じです。

今はうまくいっていたとしても将来的にどうなるかは誰にも分かりません。

ホームレスになった人達のなかには、元々自営業者or脱サラして商売を始めた、けれども途中で事業が行き詰ってしまって店が潰れていしまい、ホームレスになってしまった、という人が数多くいました。

途中までは上手くいっていたのに、結局店は潰れてしまって借金を背負うことになってしまったという人もいました。

よく言われていることですが、新規で新しく事業を始めた人は99%が失敗します。

そして大抵の人の場合は、失敗した後にやり直すチャンスはありません。

やり直すための資金を貸してくれる人がいる人なんてほとんどいません。

世の中には脱サラする人がたくさんいますが、そういう人達のほとんどは、将来ホームレスになる危険性大です。

商売が上手くいくかどうかは、努力以外にも運や才能というものが必要になってきます。

何が売れるかなんて案外やってみないと分かりません。

ハリーポッターシリーズにしたって、「子どもがあんなに長い本を読むか」という疑問を持つ人が大半でした。

「公衆電話電話が発達している日本では携帯電話は普及しないだろう」

という予想が有力でしたが、結局のところはそれと正反対の結果になりました。

「努力は必ず報われる」

というのは、成功できた人が言ってるだけです。

真に受けるのは非常に危険です。

ホームレスを敵視する人って、「努力は必ず報われる」というのを真に受けてしまった人なのではないかと思います。(あるいはただ単に気持ち悪いと思っているか)

別に、「私財をはたいてホームレスを救済しろ」とまで言う気はありません。

ただ、「排除しろ」と主張するのはやりすぎなのではないかと思います。

「俺はなんであの時あんなことを言っていたんだ」

と自分がホームレスに転落した後に嘆いても手遅れです。




ルポ 若者ホームレス (ちくま新書)/筑摩書房

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メディア等では、昭和30年代というのは

「貧しくとも心豊かな時代だった」
「夢や希望に溢れる時代だった」

と言われています。

映画 「オールウェイズ三丁目の夕日」

が公開されてから、そういった風潮が強くなったように感じます。

しかし、元々三丁目の夕日は、「昔はよかった」という懐古主義の作品ではありません。

三丁目の夕日決定版 線路は続くよ (My First Big)/小学館

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詳しくは原作を見ていただければ分かると思いますが、三丁目の夕日は、日々頑張って生きていく人々の様子を描いたものであり、話によってはかなり悲惨なオチになっていたりもします。

ただ映画の描写からは、「古き良き昭和三十年代」という感じが伝わってきます。

それはさておき、実際の昭和三十年代は現代でイメージされているような時代ではありませんでした。

「近頃は少年犯罪が凶悪になった。治安が悪くなった」

という印象を持つ人も多いですが、実際には昭和三十年代が、戦後の中で一番少年犯罪が凶悪な時代でした。

実際に警察庁等で統計を見ていただければ分かりますが、少年による殺人事件や強姦事件等は現代とは比べものにならないほど多かったです。

当時は愚連隊という犯罪者集団がいて、恐喝や無銭飲食といった犯罪を繰り返していました。

今の方がよっぽど治安がいいです。

公害の問題についてもかなり深刻であって、当時の河川はゴミや廃棄物等でとても汚かったです。

各種マナーについても今よりもかなり酷い時代でした。

https://www.youtube.com/watch?v=eozBRE0ZTZQ

色々と調べてみると、

「この時代に生まれなくてよかった。」と痛感します。
本当は怖い昭和30年代 (双葉文庫)/双葉社

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本当は怖い昭和30年代 ~ALWAYS地獄の三丁目~/鉄人社

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よく、「努力は必ず報われる」という人がいます。

世界の王さんも似たようなことを言っていますし、ドラゴン桜にも「馬鹿とブス程東大に入るべきだ」と書いてあります。

「必死で努力し続けて、最終的にその努力が報われた。」
という話はいかにも日本人好みです。

スポーツや恋愛漫画はその傾向が顕著だと思います。

陸上選手の為末さんが、

「アスリートして成功できるかは99%才能で決まっている」

と発言をしたところ、ネット上で大炎上しました。

実際のところは、努力が報われた人がそのような発言をしているだけであって、努力が報われなかった人達なんて世の中にはたくさんいます。

資格取得のために長年勉強を続けても未だに合格できない資格浪人、売れっ子の歌手になろうとして、十年以上努力をし続けてもさっぱり目が出ない音楽家、自分で起業をして努力をしたけど会社をつぶしてしまった人達、・・・・・・例を挙げればきりがないです。

人間の能力は生まれつきの段階である程度決まっています。ある程度の才能が無いとどれだけ努力しても結果はついてきません。

「頭の良さに差なんて無いんだ」

という発言をする人がいます。

でも実際に教える側に立ってみると、生徒によって理解力や記憶力に差があるのは明白だそうです。

このような話を聞いたことがあります。

法科大学院が発足した当初、新入生の中にはたくさんの旧司浪人がいました。

旧司浪人は勉強機関が長い分、新卒の入学者よりも法律の知識がたくさんあって優秀そうに見えたらしいです。

ところが、いざ司法試験本番となると、新卒で入った人が一発合格、旧司浪人はいつまでも受からないといった現象が起きたらしいです。

勉強だけでなくスポーツに関しても、すぐに上達する人と、私のようにいつまでたっても中々上達できない人がいます。

スポーツ選手として大成できる人は、努力をしなくてもすぐにクラスで一番になれるくらいの才能をもっています。


「努力すれば夢は必ずかなう。」

子どもの時はこの発想でいいかもしれません。

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四年前に作新学院の野球部の生徒が強盗致傷事件を起こしました。

その時によく言われたのが、

「作新学院野球部は責任をもって甲子園の出場を辞退すべきだ。」

という意見です。

私は非常に疑問に感じました。

どう考えても学校や、野球部の他の生徒に責任があるようには思えなかったからです。

あの事件は元生徒が学校外でやったことです。

学校側は生徒の学校外のことまで逐一監視できません。

他の生徒が見ていないところでやったのだから、他の生徒にも責任はありません。

私にはどうみても生徒個人が悪いようにしか思えませんでした。

それなのに、学校に責任があると思っていた人達が多かったようです。

多分そういった人たちは、

「学校が生徒をきちんと教育していればこのような事件は起きなかったはずだ。」

と考えていたのではないでしょうか。

でもこれは無茶な考えです。

高校生くらいの年になれば、悪いことといいことの区別はつきます。

悪いことをやっている人たちは、悪いことを自覚したうえでやっています。

「こういうことはやっちゃダメなんだぞ」

と言われて素直に守る人は、最初から悪いことなんてやりません。

多分、あの事件で作新学院の責任があると言っていた人達は、

「教育さえきちんと施せば思い通りの人間が育つはずだ」

という、「教育万能説」をとっていたのではないしょうか。

この「教育万能説」をとる人は多いです。

少年による凶悪犯罪が起きると、

「心の教育が必要だ」

という声が聞こえてきます。

「現代人は親孝行をしない、お年寄りを敬わない、家庭内で殺しあったりする。戦前の修身教育が必要だ。」

等という人もいます。

でも実際の戦前は、現代と変わらないような問題が発生していました。

親を虐待する人なんて珍しくもなかったし、「電車内で若者が席を譲ってくれない」というお年
寄りからの嘆きの投書があありましたし、家庭内の殺人事件も頻発していました。

少年による殺人事件だって別に増えていません。

人間の性格は生まれつきである程度決まっています。

周囲の環境により変わってくることもありますが、影響を与えるものは多数あります。学校の教育はその一部にすぎません。

何か問題が発生した時に、すぐに教育の問題を言い始めるのはよくないと思います。





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今回は運動部の体罰について書きたいと思います。

運動部の顧問の先生の中には、指導に熱を入れるあまり教え子に殴る蹴るの暴行を加える人がいます。
そういった熱を入れて指導する先生のことを熱心でいい先生であると褒めたたえる人がいます。

でもそれって、間違ってるのではないでしょうか?

教え子に暴行をふるってまで熱心に指導する先生に理由を尋ねると

「教え子を勝たせてやりたいんだ」「教え子のためだ」

という答えが返ってきます。

でも、よくよく考えるとおかしいことです。

別に部活の大会で勝てなくても、スポーツが上手くならなくても生徒自身は特に困ることはありません。

スポーツ推薦を狙っているのでなければ大会で結果を残せなくても特に困ることはないです。

仮に優勝等の結果を残せたとしても、内申書に「○○大会優勝」とちょこっと書かれるくらいです。

進路実現のために大して意味はありません。

スポーツの技能を生かした仕事につくことができるのはほんの一握りです。

大多数の生徒はスポーツが下手くそのままでも何の問題もありません。

つまり何が言いたいのかというと、世の中の顧問の先生が暴力をふるってでも熱心に指導するのって、結局「自分のため」なのではないかということです。

「俺が受け持ったチームが負けるのは嫌だ」
「優勝チームの監督になってみたい」

本音はこんなものなのではないかと思います。

でもそれを露骨に出すわけにはいかないから、

「生徒のためだ」

と表向きは言っているだけなのではないかと思います。

そんな顧問の本音に気づいていない人達が、

「あのひとは熱心ないい先生だ」

と洗脳されているだけなのではないでしょうか?

暴力顧問を賛美するのは間違ってます。

人に暴行を振るうのは立派な犯罪です。

「うちの子をビシバシしごいてやってください。」

と言うのも教唆犯という犯罪になります。

暴力顧問を賛美する人がいなくなることを祈ります。




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大勢の人が経験することなると思われる相続、しかし、この相続によって恐ろしいトラブルに巻き込まれることがあります。

①民法には、代襲相続という制度があります。本来の相続人が亡くなった場合に、相続人の子どもが代わりに相続人となる制度です。
亡くなった人に子どもがいなくて、親も既に亡くなっているという場合、兄弟が相続人になります。
そして、もしその兄弟が既に亡くなっている場合、兄弟の子どもつまり姪か甥が相続人になります。

例を出すと、例えばサザエさんに出てくるカツオ君が生涯独身で亡くなり、既に波平さんやフネさんは亡くなっていたとします。
この時姉であるサザエさんが相続人になるのですが、サザエさんが既に亡くなっている場合、タラちゃんがカツオ君の相続人となります。

ご存じの方もいるかと思いますが、誰かの相続をする場合、その人が持っていた財産だけではなく負債まで全て相続しなければいけません。よって、将来的に身に覚えがない借金を払わされる可能性があります。

②相続人となるのは、亡くなった人の配偶者と子どもたちです。
ご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでいう「子ども」の中には、今は疎遠になっていまった子どもたちも含まれます。
例えば、離婚歴があって、前の妻との間に子どもがいるという場合、前の妻との間にできた子どもも相続をすることができます。
いざ相続の場面になって、前の妻との間にできた子どもが出てきて遺産を要求することもよくある話です。
今は離婚再婚も増えているので、上記のような事態はこれから増加していく可能性があります。

③相続をする場合、被相続人が持っていた全ての権利義務を継承します。全ての「義務」も継承の対象になってしまうということが落とし穴です。
例えば、親御さんが誰かの保証人になっていた場合、親御さんの相続をすると保証人としての債務を引き継ぐことになります。
これによって何千万ものの借金を払わなければいけなくなることがあります。
「そんな馬鹿な」
といざという時に後悔しても手遅れです。

近いうちに親後さんが亡くなりそうな方は、本を読むなりして知識をたくわえ、対策をしていた方がいいのではないかと思います。「相続専門」のプロだけが知っている相続から家族と資産を守る61のポイント/合同フォレスト

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