ロナ:「でも、リニアとブリトニアには損害を与えた。イオは次の作戦に備えて。私はクズノハを陛下に会わせる。」
ルト:「今回は悪かったね。女神の干渉を見抜けなくて。それと、ソフィアの妨害も。申し訳ない。」
真:「そのソフィアの眼で僕を覗いていたくせに?ソフィアとお前(ルト)には、因縁があるんだろう?あいつ、お前への執着が半端なかったから。あいつも始末は譲る。それがお前への貸しだ。」
その頃、真に見逃されたソフィアは、
ソフィア:「あいつをやるには、まずは荒野で無敵を狩るのが先か?」
ルト:「残念だが、それは叶わない。」
ソフィア:「何者?」
ルト:「お前が探し求めた上位竜ルトだ。万色のルト・・のほうが判り易いか?」
ソフィア:「私の事知ってたの?」
ルト:「僕は冒険者ギルドの長だからね。お前とランサーは僕が昔抱いた野望さ。僕の血をヒューマンに混ぜた先祖返りが君。気まぐれで実験した二つの命の合成がランサー。お前は心と欲望を制御できなかった。負け犬、失敗作だ。」
ルトは4匹の竜の魂を回収し、ソフィアを葬ったのでした。
その頃、魔族を撃退した響たちは、ローレル連邦に行く許可を得ていました。
響:「(言えないよね。魔人の従者から、チヤちゃんを里帰りさせるよう、指示されたなんて。)」
ロナ:「ステラ砦とケリュネオンが狙われるなんて、想定外。」
イオ:「そちらもヒューマンの作戦ではないようだ。レフトとも連絡が取れん。」
ロナ:「でも、リニアとブリトニアには損害を与えた。イオは次の作戦に備えて。私はクズノハを陛下に会わせる。」