わたしは賢人ではありませんが、フルネームはこう書きます。『華原彩律』。
学園祭に来たレンブラントと話す真。呪病以来の妻(シフとユーノの母親)ですが、すっかり治って、面影もありません。
リサ:「恩人のあなたに主人のお守りをさせてごめんなさいね?」
パーティでは、アベリア、シフ、ユーノがくっついています。
と、ローレル連邦のカハラ=サイリツが接触してきます。
(護衛二人は魔族であることを、真は見抜きますが、カハラは気づいていません。)
カハラ:「あなたは、ローレルが秘してきたものを使っている。クズノハ商会の看板に賢人文字、ローレルの一部のものしか知らない文字です。賢人とは、この世界にはあり得ない知識を持つ、遠くから参られた者、異邦の方々の総称です。わたしは賢人ではありませんが、フルネームはこう書きます。『華原彩律』。賢人はヒューマンとは別の種族と考えられています。」
真:「残念ながら、私はそういうものではありませんが、もし、賢人様をお見掛けしましたら、貴国を勧めますよ。」
カハラ:「信用してもらえないようですね。」