澪:「凄い。野菜が紙のようです。」
初めて学園の図書館に来た真は、ルリアの姉のエヴァに会います。
エヴァ:「何か御用ですか?わたしはここの司書です。お探しの本があれば、力になれると思います。」
真:「魔術の詠唱言語の本があれば。」
エヴァ:「あら?地味な内容ですね?クズノハ様にしては。凄い。一瞬で魔法障壁を展開。まるで手品ですね?」
真:「何者だ?なぜ私の名を知っている?」
エヴァ:「実は試験官とお話したとき、クズノハ様のお話を伺ったものですから。ゴテツ亭のルリアは私の妹です。毎回2つの鍋を注文する変わった方がいると聞きました。識さまはクリーム鍋がお気に入りとか?」
真:「(確かに顔は似ているけど。胸は違うな。)」
エヴァ:「男性の視線は、口よりものを言います。お気を付けくださいね?」
真:「すみません。笑顔の裏の雰囲気が澪に似ている。」
その頃、澪は料理武者修行中です。
バレッタ:「もう厨房で刃物を振り回すのは止めてくださいね?」
澪:「あれは、人目を惹く派手なやり方しか知らなかったからです。」
バレッタが、大根のかつら向きを教えてくれます。
澪:「凄い。野菜が紙のようです。」