小村くんが席を外すと、三重さんが付いてきます。
三重さん:「一緒に行こうと思って。」
そして、美術室に入ると、三重さんが扉を閉めてしまいます。
三重さん:「今日、あんまり顔、ちゃんと見れてないから、見ていい?」
ロケーションが、誰もいない、二人っきりの美術室・・・・・
小村くん:「違う場所のほうが良くない?」
三重さん:「みんながいない場所のほうが、いい。」
小村くん:「じゃあ、どうぞ。」
小村くんは、心の中で考えます。
小村くん:「(三重さんにとって、ちょっとは特別なのかな?俺って、何だろう?)」
教室に戻った小村くん。東くんに
東くん:「小村くん。顔洗ってきた方がいいよ。」
東くんには、三重さんが顔を触ったせいだと、バレているようですが、彼はそんな野暮なことは言いません。(^_^)