太朗:「ずっと一緒に居たのに何考えているかわかんね奴だけど、好きな娘だからな。」
アニムスと8つ目の泥人形が現れました。
でも、南雲の力で抑え込み、全員の力を頭に一点集中して勝利します。
そのころ、体調が戻らないさみだれは自宅で寝てました。
アニマ:「勝ったようだ。」
さみだれ:「そりゃ、良かった。アニマ、どこかへ行くのか?」
アニマ:「食い物。」
大喰らいです。
日下部太朗と宙野 花子 は幼馴染でお隣に住んでいます。そして、同時にネズミの騎士とカマキリの騎士になりました。
太朗とランスはすぐに仲良くなります。
ランス:「あの花子って娘、変じゃないか?笑顔が笑顔に見えない。」
太朗:「よく見てるな。感情が希薄なんだよ。泣かないし、怒らないし、怖がらない。」
ランス:「だからキルか。あいつ冷たいから。あいつが付く人間は、いつも怖いものしらずなんだよ。嫌いだ。」
太朗:「お前が付く人間は?」
ランス:「臆病者さ。」
そんな時、TVで指名手配中の犯人が飛び降り自殺したニュースがありました。
はなこ:「これ、本当だったんだ。これ、あたしの願いごとだよ。」
ランス:「おい!キル-ゾンネ。ちゃんと花子に説明したんだろうな?他者の死を願うと、業をおって、死亡率が高まることだよ!」
キル:「失念していた。」
はなこ:「気をつけるから。それに、そうなったら自業自得だから。」
このとき、太朗の願いは決まっていなかったのですが、「花子が命に関わるダメージを負った時、一度だけ、回復させる」にしたのです。
太朗:「ずっと一緒に居たのに何考えているかわかんね奴だけど、好きな娘だからな。男だろう!?」
ランス:「男だぜ!日下部太朗!!」
この願い、確かに有効になります。でも、そのせいで、他人の死を願った業は、花子ではなく太朗に降りかかります。そして、花子は自分が死ぬより悲しい目に会うのです。



















