邦画「BLUE GIANT」 | 日々酒とメシと音楽と映画と読書

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音と映像の業界に身を置いて30数年。
日々聴いてきた音楽、観てきた映画、読んだ本(コミック含む)の感想などをのんびりとゆるやかに書いています。
時々酒と旨い食べ物の話なども。

噂通りの内容とサウンドでした。

 

 

 

【STORY】

ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大(ミヤモトダイ)。
雨の日も風の日も、毎日たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。

卒業を機にジャズのため、上京。高校の同級生・玉田俊二(タマダシュンジ)のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会う。

大は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する大のサックスに胸を打たれ、二人はバンドを組むことに。そこへ大の熱さに感化されドラムを始めた玉田が加わり、三人は“JASS”を結成する。

楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすらに、全力で吹いてきた大。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初心者の玉田。

トリオの目標は、日本最高のジャズクラブ「So Blue」に出演し、日本のジャズシーンを変えること。 無謀と思われる目標に、必死に挑みながら成長していく “JASS”は、次第に注目を集めるようになる。「So Blue」でのライブ出演にも可能性が見え始め、目まぐるしい躍進がこのまま続いていくかに思えたが、ある思いもよらない出来事が起こり……

(公式サイトより)

 

 

 


©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 ©2013 石塚真一/小学館

 

 

 

予想以上に素晴らしい内容。

コミックスでずっと読んでいたんだけど、あのシーンの音はこれだったのかと腑に落ちるサウンドの数々。
 

 

ラストの一部シーンを除けば、ほぼ原作に忠実な内容。

ストーリーを知っているのに、迫力ある画像とサウンド、そして声優たちの演技にやられてしまい、不覚にもじわっと来てしまいました。

 

 

上原ひろみを始めとする日本のJAZZシーンをけん引するトップミュージシャンたちの演奏もまた素晴らしかった!

 

 

続編はあるのかな。

ドイツ語や英語がメインになるから難しいかな…。

 

 

Dolby Atmosで観たのは大正解だったけど、公開期間中にもう一度、次は轟音上映で観てみたい。
今日は朝からずっとOSTを聴いてました。
そんな中飛び込んできたウェイン・ショーターの訃報。巡り合わせですなぁ…。

 

 

原作を読んでいなくても十分楽しめるけど、読んでから見ると大の仙台時代のサックスの上達していく過程が見られるのでより楽しめるかも。
 

 

公式サイトはこちら

 

 

 

「BLUE GIANT」

監督:立川譲

原作:石塚真一

脚本:NUMBER 8

音楽:上原ひろみ

演奏:(サックス)馬場智章 / (ピアノ)上原ひろみ / (ドラム)石若駿

アニメーション制作:NUT

出演:山田裕貴(宮本大)/ 間宮祥太朗(沢辺雪祈)/ 岡山天音(玉田俊二)

 

2023年製作/120分/日本
配給:東宝映像事業部

 

 

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