ニュー・ウェイヴ〜アーバン・コンテンポラリーの先駆的アルバム「村上リエ / サハラ」 | 日々酒とメシと音楽と映画と読書

日々酒とメシと音楽と映画と読書

音と映像の業界に身を置いて30数年。
日々聴いてきた音楽、観てきた映画、読んだ本(コミック含む)の感想などをのんびりとゆるやかに書いています。
時々酒と旨い食べ物の話なども。

シンガー・村上リエが1984年に発表した唯一のアルバム『SAHARA』が2022年最新リマスター仕様にてタワーレコードから限定発売された。

 

プロデュースしているのは当時20代、その後稀代のヒットメーカー&アレンジャーとなる笹路正徳氏。

 

参加ミュージシャンがまたすごい。

笹路正徳 (key, simmons, perc)、土方隆行(g)、渡嘉敷祐一(ds)、辻野リューベン(ds)、青山純(ds)、高水健司(b)、富倉安生(b)、坂井紀雄(b, cho)、本田竹広(p)、峰厚介(sax)、中川昌三(fl)、数原晋(tp, flh)、横山均(tp)、Jake H. Concepcion(sax)、西内保夫(tb)、西山健治(tb)、村田有美(cho)、EVE(cho)、梅野貴典(emulator prog)…..etc.

 

今や大御所と呼ばれる名プレイヤーたちが当時先鋭的ミュージシャンとしてまさに名声を得ていく過程で参加した豪華な内容に仕上がっている。

 

マライヤ、NAZCA、ネイティヴ・サン辺りが好きで聞いていた人にはお勧めの1枚。

アーバン・コンテポンラリーの要素がたっぷりと詰まった、今聴いても全く色褪せていないアルバムである。

 

タワー限定発売なのだが、このように廃盤になったまま埋もれている音源をチェックして、メーカーに働きかけてCD化しているタワーレコードスタッフの慧眼もまた素晴らしい。

 

 

 

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ