根本敬、湯浅学、船橋英雄の3氏が1982年に結成した、「幻の名盤解放同盟」がソウルオリンピック前夜の1987年に初刊行した「ディープ・コリア」
出版社を変えながら何度か補改訂を繰り返し、新刊をクラウドファンディングで費用を集めて出版する企画が発表されたのが6年前。
自分も一口乗らせてもらい、刊行を楽しみにしており時々メールで進行状況の報告ももらっていたのだが、コロナ禍で訪韓が難しくなってしまい、当初の目的であった「ディープコリア」初刊で訪問したコースを再び巡る旅が中断。
この度、未完ながら「私家版」として出資者全員に送られてきたのである。
届いたのは昨年末だったのだが、しばらく積読状態になってしまい、先月やっと読了した次第。
9年前に出た「元祖でィープコリア」に比べるとだいぶボリュームは落ちるが、十分満足できる内容。
アラカンのオジサン3人がモーテルで雑魚寝する時点でもう素晴らしい。
思えばポンチャックに興味を持ったのもこの人たちのおかげ。
読了して今韓国に行きたくてしょうがない。
今すぐは難しいだろうが、いずれ再訪できるようになった時にあちこち歩き回れるだけの体力は維持しておかなければとつくづく思った。
巻末には出資者の名前が掲載されている(希望者のみ)
知っている名前が随分あった。
いい記念になりますね(^^)
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