日本の投資家で 『月給4分の1天引き貯金』や日比谷公園の設計で有名な本田静六さんについて、私は昔テレビの特集で知りまして

「いま1/4以上は貯金出来ているから、あとは投資だな……」

と思った覚えがあります。

ただそれから雰囲気で株やFXに手を出して損をして、確実性を求めて高金利定期や国債キャンペーンやポイント稼ぎに移行するのですが、しかし当時お金を使わずに済んだことで今のドケチに繋がる生活習慣を身につけられたと感じている……

私の財産告白にも

「一生のうち一度は貧乏生活を経験すべきだ」

とあるのですよね、なら投資の失敗なども合わせて節約するのは若いうちが良いと思うのです、歳とってお金が無いのは寂しい感じしますからねー

シバオ：本田静六のように億万長者になるのは無理だろうが、いちおう給与の1/4以上の貯金はリタイアするまで続けていた君としては、本に書いてある通り一度は貧乏した方がいいと思うのか……

まあ確かに、貧乏というか無駄をそぎ落とした生活でも満足できるようになれば、その後の人生いつでも幸せで居られそうだよな。

正直私の就職してから暫くの生活は、アパートの外観はボロだったけれど貧乏という程でもなく

毎日ご飯食べられて
光熱費も切り詰めずに使えて
週一くらいで外食

だったから、本当にリタイア生活を意識して無駄を削ったのは転職後30歳くらいからなのだよね……

長く働けそうなところ見つけたけれど、自分の身体の衰えや当時の奥さんが入院したりなどあって仕事と家事両立しつつ将来不安の解消のため貯金頑張ったのだよなー、今考えればよく続けられたもんだ。

シバオ：そして必要になって始めた料理がそれなりに面白くなって

あるものを使って一品つくる
見切り品を使って一品つくる

とコストを抑える方に成長していくのだよな……

でそれら全部が今の奥様に出会って役立つのだから、当時苦労してよかったのだよ、うん。

自分が結構主夫に向いているとそこで判ったからこそ、浮気されて離婚後にちゃんと働いている人と再婚しようと思えたのだからね……

で生活費を折半出来るようになったから、リタイア直前には

「年収の8割」

貯金していたものな！　気づいた時には我が事ながら笑えたよ(笑)

シバオ：その後調子に乗って投資詐欺に引っかかってしまうのだが、その負け分は今年までの株取引で取り戻したと言えそうだものな……

うむ、こうしてみると君は苦労が身になっている方なのだな、良かった良かった。

……と最近日比谷公園の伐採の関係で本田静六の名前を聞くことが増え、そういえばこの人の1/4貯金を意識したことから私のリタイア計画は始まったと思い、貧乏を経験するまでは行かなかったかもしれませんが辛いことにそれなりに向き合って頑張ったから今の幸せがあるので、今後も何かあった時にそこから学べる人間でありたいと思うリタイア主夫です。

ちなみに本田静六さんは仕事について

「楽しくなければ長続きしない」

と仰ったそうですが、そうすると私にとってはドケチ主夫が天職というかゲーム感覚でやれるものなので、雇われる方を辞められてホント良かったと思う……

時間に余裕があるおかげで来年から奥様の『青色申告』とかやろうと思えるのですからね！　経理頑張って奥様の手取りを増やすというのは主夫としての価値を高めるためにもいい経験だと思うのです、さあ奥様のマイナンバーカードが届いたら開業届の提出準備だー