塗装したらどのくらい重量が増えるんだろ？
って、気になってる方も・・・いるかな！？
以前、勤めていた会社では某Y社のワークスマシン（５００、２５０やSB・・・etc）の塗装をしていました。
WGPで闘うマシン。
エンジンパワーUPも然ることながら車体だって少しでも軽くって開発していたはずです。
数ｇ単位で軽量していたはずです。
塗装しなけりゃ軽いのはわかってます。
ですが、やっぱ、見た目も大事だよね～。
メーカーワークスともなればスポンサーの事もあるし、みすぼらしいのはちょっとNG。
カウルの塗装無しの状態を測定し、下地塗料（サフェーサー）を塗って測定。
それをギリギリ、上塗り塗装が影響しないまでに削って測定。
（サフェーサーは比重が重いので研磨すればするほど軽くなります）
そうして上塗りの工程へ・・・。
塗装完で重量を測定し、記録・・・ってな感じで、重量管理してました。
今回、TZR250（３MA）のFrホイールで各工程での重量を測定してみました。
（サフェーサーは無しです）
ベアリング等の付属部品は無しでマスキングした状態。施工前の状態で測定。
腐食もひどく、塗装が剥がれているホイール。
この重量。
サンドブラスト加工
後、
この重さ。
１．施工前 ３８５２.５ｇ
２．サンドブラスト加工後 ３８２９.６ｇ（-２２.９ｇ）
３．黒塗装後 ３８６４.４ｇ（サンドブラスト加工後比＋３４.８ｇ 施工前比＋１１.９ｇ）
ちなみに、マスキングを取った後の本体重量は３８５６.４ｇでした。
この結果をどう見るかは・・・あなた次第
です。
次回は別の物も試してみます。
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