季節の変わり目を迎え、作業所で一緒に作業をしている1名の方が精神不安定になってきた。
口をひらけば「死んだら・・・」「墓が・・」「生まれ変わりが・・・」等の「死」に関する
話題しかしなくなってきた。四六時中、同じ話ばかりをいろんな利用者の方(ほとんど全員じゃ
無いかな?)に話をしている。
季節の変わり目は情緒不安定になりやすいですよね。
「死」に関する会話が聞こえてくると結構嫌になってきます。
だって、自分だって死を望む人間なので、会話が聞こえてくると冗長しかねない。
というか、こんな状況で「死」の話をされたらそりゃ、死にたくもなりますよね。
なのに、そこはにっこりうつ。
「死に関することは考えない」「元気に明るく過ごすことだけを考えましょう」って
アドバイスをしているんですもの。
笑ってしまいますよね。気持ちの中では「死にたい」と思っておきながら、口からでる
話は、その方を落ち着かせようと思って「死」から考え方を切り替えさせようとして
話をしているのです。
自分でその方を慰めながらも自分で自分を否定していると言うマルチタスクなことを
しています。
いやぁ、話をしながらきっと自分が言った言葉は相手に理解されていないだろうなと
思う。だって、自分が同じことを言われたからと言って何も変わらないし。
逆に「そんなのはわかってるわ」と思ってしまうのだろうな。
自分が言われて響く言葉がでればよかったのですが、「死」の話ばかりする人に
対してどうやって接すればいいのか、わからない。
だって自分のことですら理解していないのにアドバイスができるほど回復してないし。
本当にオモテヅラだけはいい風に振る舞っているわ。
なんか今日は自己否定が加速しました。けれど、この会話はしばらく続くんだろうな。
春になるまでは「死」に関する話題を持ってこられて、それに対して自分は
毎回同じ回答をしていくのだろうね。
アドバイスをしながら自分を苦しめていっているから何とも言えないですね。