発病して以来、初めての知らない人への電話をした。
年金事務所に額改定請求の相談予約の電話ができた。
発病してからというもの、知らない人に電話をするのがとても怖くなり、
常に全て嫁に電話をしてもらっていました。
自分から電話ができるのは、家族と作業所のみだった。
それ以外は、自分から電話をするということができなかった。
年金事務所への電話も当初は嫁にお願いしていましたが、多忙につき
なかなか電話をしてもらうことができず、がんばって自分で電話を
してみました。
電話をかけるまでかなりの時間、格闘していました。
携帯を手に取り、ダイヤルボタンを押すまでの時間が長いこと。
お昼休憩中に電話をしないといけないということはわかってはいても
なかなかダイヤルボタンが押下できない。
緊張は高まり、心臓の鼓動が速くなり、周りの人にも心臓の音が聞こえるのでは
ないかと思うほど。
業務開始数分前にやっとのことで電話ができた。
ただ、何を話したのかほとんど覚えておらず、予約した日時だけは何とか覚えていた。
緊張のあまり、失礼なことを言ってないいか電話が終わった後に心配。
自分にがんばったと褒めてみたいところ。
電話ができるまで回復はしてきているのかもしれない。
ただ、これも微妙で、やらないといけない状況に立たされて無理やりできたことなので
回復したからできたのかどうかはわからない。
電話が終わった後はしばらく放心+手の震えがとまらなかった。
仕事が手につきませんでした。憂鬱でした。
今思い出したらまた手が震え出してきました。
やっぱり電話は怖いわ。対人恐怖症がある状態での電話は苦痛でしかありません。
それでも、電話できたことはすごいなと思いました。