休日は昼寝する?しない?
平日こそ短い昼寝でリフレッシュ
「リセット昼寝」のススメ
ある取材がきっかけで仲良くさせていただいている女医さんはフルタイムで医師として働きながら3人のお子さんを育てている。末っ子ちゃんはまだ保育園だ。診療が終わってから保育園にお迎えに行って、夕飯の支度もするという。働くお母さんなら「あたりまえよ~」と言われるかもしれないが、私から見ると信じられないほどタフだ。
1度ドクターにそのまま「タフですよね~?」と言ったら、「いやもう、家に帰ったらヘトヘトだから、何もかも放っぽり出して『お母さんは寝ます』って、30分寝ちゃうの。それでなんとかリセットできる」という。
帰ってそのまま家事を始めちゃうと、自分でも機嫌が悪いことがわかるぐらいなのだが、ちょっとだけ眠るとイライラがリセットできて、家族とおしゃべりも楽しめるという。
実は私も「リセット昼寝」ができる仕事環境なので、ちょくちょく30分だけ昼寝をする。頭がすっきりするので、その後の仕事は効率アップする。眠くなくても「ダレてきたな」と思ったら計画的に30分寝てしまうときもある。ベッドで横になってしまうと「帰ってこられない」ので、椅子に座ったままキッチンタイマーを握って眠る。
実は30分といっても、実際に眠っているのは15分だ。誰でも気絶するようにコクンと眠れるわけではない。ある程度助走が必要だから。私はお腹に温かいものが入ると眠くなりやすいので、コーヒーを1杯飲んでから眠る。これは「コーヒーを飲んだら眠れない」という人に特にオススメな方法だ。カフェインが腸から吸収されるのに20分ぐらいはかかるので、ちょうどタイマーが鳴るくらいのタイミングでスッキリと目がさめて「眠り足りない」感じがしない。
「お昼寝」というと、ランチの後とか午後のイメージが強いかもしれないが、睡眠の専門医の中には「できれば午前中の方がいい」という人がいる。お弁当作りなどで朝早くからがんばって「あとで昼寝でも」と思っている人には、いっそ「二度寝」がオススメらしい。これには「不足している睡眠時間を補うため」という意味もあるが、「その日の夜の睡眠への影響が少ないから」という意味もあるらしい。
↓レッツお昼寝