捨てられない? 捨てる理由がないっ! | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

昔からどうしても捨てられないもの教えて!

捨てられないんじゃなく、捨てる理由がない

50年使ってる緑色の毛布

 

幼稚園に通っていた一時期、買ってもらうモノや服、なんでも「緑色」でなければ納得しない時期があった。「緑」は年長組さんの色で「赤」が年少組さんの色。ADHD炸裂中の私は幼稚園で、しょっちゅう「そういう子は赤組さんに行ってもらいます」と脅かされていたので、たぶん「緑」に固執したのだと思う。

 

女の子のものはピンクか赤が多い。そんな中で緑色を探し歩く両親にはいい迷惑だった。

 

あるとき、私専用の毛布が必要になって布団屋に連れていかれた。ちょうど時代はアポロが月面着陸した頃だ。私の第一希望は「全体が緑で宇宙飛行士の柄」だった(←かぐや姫か)。

 

そんな毛布があるはずもなく、布団屋のおじさんが「宇宙飛行士の柄は無理だと思うけど、緑色の毛布はきっと見つかると思うから、また来てね」と約束してくれた。

 

それからしばらくして、綺麗なビリジアン・グリーンの毛布が届いた。もうこの毛布が大好きで、これがないと眠らない子になってしまった。普段はガーゼのカバーをかけて使っているのだが、ときどきファスナーを開けて「緑色」を確認したりしていた。

 

↓色はもうちょっと濃い目の青緑

 

私の「緑」偏執狂時代は幼稚園卒園と同時に、あっけなく終了した。それからもずっとこの毛布を使っている。

 

特にスペシャルなケアをしているわけではなく、高校生ぐらいまではときどきクリーニングに出していた。最近は洗剤が良くなったので、洗濯機で洗って干すだけ。それなのに、ヘタらず、ヨレず、買ったときとほぼ同じ風合いで使えているので50年間使い続けている。

 

枕は2~3年で寿命だそうだが、毛布の寿命ってどのくらいなのだろう?

まあ、今さら「5年が限度」と言われても、たぶん捨てられないんだけど。

 

 

↓ピギー・イン・ブランケットも大好きだ

 

 

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