ジェネレーションギャップを感じる瞬間教えて!
氷河期女子に「バブル」と呼ばれるとき
Wikipediaによれば、バブル世代とは「およそ1987~1991年に現役の大学生から就職活動をして内定をもらった世代、ということらしい。私は88年卒業なのだが、その後留学してしまったので、ほとんど恩恵は受けていない……な~んてことをいちいち説明するのも面倒くさいので、黙っている。
なのだが、なぜか「氷河期」のお嬢様方が私の年齢を読み違えているのか、「こいつは規格外」だと思っているのか、私の前ですごいバブル・ディスを繰り広げるのだ。
「あの編集長、信じられない。バブルって本当に使えない」
「ネゴだか根回しだか知らないけど、バブル同士で遊んでないでたまには仕事してほしいよね」
「つかバブルは会社やめろ! リストラされろ!」
……えっとぉ、その編集長と私は同い年なのよ? ある意味私も「使えない」バブルよ?
曰く、バブル世代の上司が高給をとって「家族でバケーション」とか余裕こいているから、自分たちはいつまでたっても薄給冷遇から抜け出せない」「バブル入社は同期が多い仲良し倶楽部。人数が多いから下の世代にポストが回ってこない」のだと。
その視点はなかったわ。確かに同じぐらいの年頃はみんな「家族でモルディブ~♪」とか言ってるもんなぁ。私たちが20~30代の頃は年に1~2回海外旅行に行くのが普通だったから、特になんとも思ってなかった。
逆に私たちの世代から見ると「え、なんで海外旅行にいかないの? 大学の卒業旅行とかで海外行かなかったの? 興味ないの?」と、それはそれで世代ギャップを感じる。
彼女たちは「海外旅行なんかに行くヒマがあったら資格をとったり、英語の勉強をしたり、スキルアップの方が優先順位が高い」という。しっかり者なんだよなぁ。
でもさ、つくづく幸いなのはバブルほうが年上だったってこと。これ、氷河期先輩にバブル後輩だったら、ますます毎日「使えない!」って叱られて、つらかっただろうなぁ。あ、そういう意味では「ゆとりちゃん」達は針のムシロなのかも。
↓実際、氷河期世代は抜群に仕事できるよね