1.身体を敵にしないという選択
9月25日に肥満外来に行ってから1ヶ月、再診までの間にも
色々変化があったので、ここに記させていただきます。
以前は鏡を見るたびに「この肉が…」とつぶやいていました。
けれど今は、少し違います。
触れるたびに「ここ、変わってきたな」と感じる瞬間がある。
それが嬉しくて身体を責めるよりも観察するようになりました。
身体は敵ではなく、変化を教えてくれるパートナー。
そのことに気づいた時治療も前向きな時間に変わっていきます。
2.手のひらでわかる変化たち
数字よりも先に、体が「軽くなってきたよ」と伝えてくれます。
・服を着る時に緩くなっているのがわかったりする。
・お風呂で身体を洗うときの感触も軽い。
・股まわりの厚みがすっきりした。
・脚のむくみが消え、足先まで温かくなってきた。
・鎖骨まわりの肉が落ちて首筋が見え始めた。
・頬肉が減ってきたのがわかりやすかった。
・肌の調子がかなり良い。
そして、ちょっとずつ体重が落ちてくると、鏡の中の自分が
少し新鮮に感じます。
体の中を流れるエネルギーが滞りなく動き始めたような、
そんな感覚です。
3.肥満外来で見えた「整う身体」
先日は肥満外来の再診でした。結果は「異常なし」。
主治医からは、今後は2か月に一度の通院でよいとのこと。
これまで1か月間、1400kcalで過ごしてきましたが、
栄養指導の先生からは主治医から1600kcalでの栄養指導オーダーが出ていたそうです。
でも、1400Kcalでも問題ないそうなので、少し余裕を持ちながら
続けられる段階に入ったようです。
1400kcalで過ごした1か月は、身体の反応が劇的でした。
よくダイエットを始めると最初は水分から抜けていく傾向があるのですが、今回の変化は今までとまったく違いました。
水分調整を経ず、最初から脂肪燃焼に入った動き方をしていて、
筋肉の周囲の肉が落ち、顔まわりもすっきり。
頬の厚みが減り、涙袋がはっきりしてきました。
血液検査では、数値はやや高めのものもありました。
でも、薬やストレスによる一時的な反応と見られました。
内臓脂肪が落ち骨盤底筋への負担が減ったので、以前からずっと
困ってた頻尿もほとんどなくなっています。
これは嬉しい誤算でした!
4.数字では測れない「動ける身体」
10月上旬の頃は5000歩も歩けませんでした。
それが今では、外出すれば1万歩前後まで自然と歩けるように。
歩いたあとも膝の痛みが出にくくなっています。
筋肉を失うどころか、必要な部分がしっかり働き始めた感覚。
内臓が支えを取り戻し、体の軸が安定してきたことで、
動きやすさも呼吸の深さも変わってきました。
もとの筋肉量はそれなりにあったので、きちんと動いてる感じが
しております。
5.身体を愛でるということ
治療は我慢ではなく、回復のプロセス。
身体が変われば、心の声も変わります。
むくみが取れて、冷えが消えて、呼吸が楽になる。
そんな一つひとつが、心身が調和を取り戻しているサインです。
体重計よりも、手のひらと心で感じる変化を大切に。
身体を愛でながら整える日々の積み重ねが数字では測れない
“心地よさ”へとつながっていくのだと思います。
一気に痩せようとするとリバウンドするしストレスも強いから
ちょっとずつちょっとずつ健康体重にしていきます。
身体が答えてくれるのが楽しいです。


