毎日がとても暑いです…
今年はすでに6月から30度越えの日が続いています。
梅雨なんてほとんどなく、空梅雨でした。
そして、局地的大雨(ゲリラ豪雨)はまさにスコールのようで、
日本が亜熱帯化しているのがまざまざとわかります。
ここまで気温があがってしまった原因などをちょっと考えてたら
昨日テレビで特集をしていたので、いろいろと調べてブログ記事にしてみました。
大国が出し続ける温室効果ガス、その現実
日本は現在、カーボンニュートラルを目指して努力しています。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を
均衡させ、全体として実質的にゼロにする状態を指します。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を削減するだけでなく、森林の保護・育成や二酸化炭素回収技術(CDR)などを
用いて排出された温室効果ガスを吸収・除去する取り組みです。
一方で、世界の温室効果ガス排出量は依然として高止まりのままです。特にどことは言わないですが、大国の排出量が膨大で、
全体の削減努力を大きく押し戻しているのが現実です。
これらの国々では、石炭・石油・天然ガスといった化石燃料の
大量消費が依然として経済の土台にあり、「燃やすこと=発展」という価値観から脱しきれていません。
先進国だから技術はあっても、意識の面ではまだ発展途上とも
言えるのではないでしょうか。
排出しない「使い方」が未来を変える
化石燃料を一切使わない社会を今すぐ実現できるのかといえば、
それは非常に難しいのが現実です。
だからこそ今注目されているのが「CO₂を出さずに使う」技術。
CCS(炭素回収・貯留)
排出されたCO₂を地中に封じ込める
CCU(炭素回収・活用)
CO₂を燃料や建材に再利用する
このような技術が進化しています。
さらに、コンクリートやプラスチックなど、CO₂を資源として
使う方向も模索されています。
CO₂は単なる「害」ではなく、正しく扱えば循環可能な素材に
なり得るのです。
宇宙にも存在するCO₂、その可能性
実はCO₂は地球に限らず、宇宙にも広く存在しています。
火星の大気は95%がCO₂ですし、氷の惑星や小惑星にもその痕跡が確認されています。
CO₂は太陽系初期の原始物質のひとつであり、惑星形成の材料の一部でもあったとされています。
今後は火星などでの宇宙コロニー建設に向けて、現地のCO₂を
利用する技術開発も進められています。
CO₂は、地球を壊すガスではなく、「未来をつくる資源」に変わりつつあるのです。
放置すれば進む砂漠化という現実
とはいえ、こうした技術や希望だけでは地球は救われません。
大国が今もCO₂を大量に垂れ流すことで、地球はゆっくりと、
しかし確実に傷ついています。
特に深刻なのが砂漠化の進行です。
中国内陸部、インド西部、アメリカ南西部、そしてアフリカ──これらの地域では気候変動と土地の劣化が進行し、緑が失われ、
土が風にさらわれ、地域そのものが生きられない土地になりつつ
あります。
このままでは「地球の肺」が枯れていき、私たち人類が生きる
基盤そのものが揺らいでしまいます。
技術と意識の両輪で未来を変える
CO₂という物質は、「悪者」ではありません。それをどう扱い、
どう活かしていくかが私たちの“意識”にかかっています。
ただ排出を止めるだけでなく、出したものをどう循環させるか。どう使うか。どう向き合うか。これからの地球には、「技術」と「意識」の両輪が不可欠です。
世界が調和と循環を重んじる占星術で言うところの「風の時代」に入った今、もう燃やして終わりの価値観は時代遅れです。
CO₂すらも資源として活かし、地球と共に生きる社会へ。
私たち一人ひとりの選択と意識が、その未来をつくっていくのではないでしょうか。
大切なお願い:命を守るためにエアコンは
我慢しないでください
この記事では地球環境の視点から温室効果ガスの削減について
触れていますが、暑い日のエアコン使用を我慢する必要はありません。
熱中症は命に関わる深刻なリスクです。
特に高齢者やお子さま、体調に不安のある方は無理せずエアコンを使用し、快適な環境を保つことが最も大切です。
そのうえで、省エネモードの活用やフィルターの清掃、カーテンやすだれの利用など、できる範囲で工夫していくことが地球へのやさしさにもつながります。
【注釈・参考文献】
注釈
-
CCS(Carbon Capture and Storage)
炭素回収・貯留技術。発電所や工場から排出されるCO₂を回収し、地中深くに注入して長期的に封じ込める仕組み。日本でも苫小牧などで実証実験が行われている。 -
CCU(Carbon Capture and Utilization)
炭素回収・活用技術。CO₂をメタノールや合成燃料、
プラスチック、建材などに変換して再利用する。CO₂を「排出物」から「資源」へと位置づけ直す試み。 -
ISRU(In-Situ Resource Utilization)
宇宙での現地資源活用の考え方。火星や月などの天体上で、現地にあるCO₂・水・土壌などを活かし、エネルギーや建材などを自給自足的に生産する技術体系。 -
砂漠化(Desertification)
乾燥地域や半乾燥地域における土地の劣化現象。森林伐採・過放牧・気候変動などが要因。国連によると、地球の陸地の約25%がすでに何らかの砂漠化に直面している。
参考文献・資料
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環境省「カーボンニュートラルに向けた取組」
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/neutral.html -
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)
「CO₂回収・貯留(CCS)技術の現状と展望」
https://www.aist.go.jp/ -
国際エネルギー機関(IEA)
"Global CO₂ emissions overview"(2024年版)
https://www.iea.org/reports/global-co2-emissions-in-2024 -
国連環境計画(UNEP)「砂漠化と土地劣化の現状」
https://www.unep.org/ -
JAXA(宇宙航空研究開発機構)
「火星・小惑星探査とCO₂の分析」
https://www.jaxa.jp/ -
カーボンリサイクル産業協議会(CRIA)
「CO₂を資源に変える技術とビジネス展開」
https://carbon-recycle.jp/


