まだ成人する前に父親が病気で死んだ。
妾の子である自分に財産が来るわけもなく、全て義母の管理となった。
親父が死んでから、義母は俺に性関係を求めてきて、それが拒絶出来なかった。
恐らく、金を握らされてたのかもしれない。
月代を剃らなかったのは恐らく義母の趣味だったのだろう。
早く殺したかった。
致死量にならん程度の毒物を毎日食事に混ぜて服毒させて、
徐々に徐々に弱らせて、殺したみたいだ。
身体には残らない、検出されない程度の毒物。
現代ならば分かるだろうけど、あの時代に分かる手立てはなく、ただの病死扱いだ。
義母が生きている間に、かなり手広く商売をするようになった。
認められたかったのだろうか。
いや、早いところ財産を自分の物にしたかったのだろう。
密輸もするようになっていた。