人の世は何時も何時の世も
哀しみと憎しみで溢れておる
創生種はこんな世にしたいわけではなかった
本来はもっと幸福に満ち溢れた世にしたかった
互いが理解できねば争いを生み
憎しみから哀しみを生む
喜びは何処へと消えたのだろうか
人と人とは分かりあい辛い
其れは個であるが故
個であるから通じ合えぬ
言葉だけでは真実が計れぬ
百分の一にすらならぬこととてある
哀しみと憎しみが愛や喜びよりも上回っている
それに影響されれば仕方あるまい
今は沢山の人が海から魂の源へと帰還した時期
弱いものは強いものに近寄れず切り離されてゆく
故に疎遠になる時期にもなりき
そして海は哀しみに満ちている
海が哀しみに満ちれば地上に降り注ぎし水により地上にも哀しみが伝わる
流されぬよう
何卒流されぬよう
この時期に切れる縁は必要ないので切れているのみ
故に悲しむことに非ず