2017年の初夏に脳出血に倒れ、要介護となった母。

 

急性期病院&リハビリ病院を経て、自宅介護でマイペースの日々を送っていました。

 

ところが。

 

2019年の終わり、こんどは脳梗塞を発症し、現在入院中。


脳出血発症時のことプラス、ほぼ現在進行形で脳梗塞の病状についてつづっていきたいと思います。

 

 

 

 

さて。

 

いよいよ「母、脳梗塞になる」編スタート!

 

 

……まあ、なんだかんだ言って、生きてるからこんなことが書けるのですからね。

 

 

 

神仏に感謝せねば真顔

 

 

 

 

 

ついこのあいだ。

 

12月のはじめ。


母が脳梗塞を発症しました。

 

救急車で救急搬送。

脳出血で倒れた3年前と同じ。

 

 

 

 

脳梗塞の兆候


母の一日のはじまりは、ほぼこんな感じです。

 

 

通所リハビリに行かない日は、少しのんびり気分。

朝起きて、顔を拭き父が目薬をさす。
しばらくしてわたしが到着し、おむつの交換&洗浄。

 

車いすに移って居間へ。そして朝食。
NHKの朝ドラのあと、「あさイチ」なんぞを見ながら朝食。


ときどき頬張りすぎてむせる。
そのたびに「ゆっくり食べなよ~」と注意。

 

食べ終わったら口をすすいで薬を飲み、朝食タイムは終了。


また居室に戻って、ベッドの上でだらだらテレビ鑑賞。

 

 

 

となるのですが、異変はこのとき。

 

 


部屋に戻ってベッドに移す時には、力がない感じではあったが、手すりにつかまっていちおう立ちあがった。

 

でも寝かせて話しかけると、なんとなく様子が変だ。

 

 

「じゃあ、わたしは帰るよ?」と声をかけるも
母は返事をしているようだが、ごにょごにょと言葉になっていない。

 

いつもなら「じゃあまたね」と返ってくるのに。

 


肩をたたいて呼びかけてみた。
「お母さん、どうかしたの?」

 


やはり言葉にならない。

目の焦点も合っていない。


「お母さん、自分の名前言える?」
答えられない。

 


あ~、これは。


また「脳」か?ガーン

 

 

 

父を呼んで確認してもらう。
「ああ、これはおかしいな」

 

 

救急車を要請。

5分かからず救急車が到着。


最初に異変があってからおそらく15分。

 

 

 

救急隊員に

 

  • 不整脈&心不全をたびたび起こしていること。
  • 3週間前にも具合が悪くなり、搬送&入院していること。
  • さらに数日前にも心不全になり搬送されたこと。
  • 病状が悪化したときは、かかりつけ医から近くの総合病院を紹介してもらって受診していること。
  • 以前にも脳出血で同じ病院に搬送されたこと。

 

もろもろ伝える。

 

 

「という経緯があるので、その病院に搬送してもらいたいのですが」

 

 

 

30分後。
要望のとおり、受け入れが決まって出発。

 

 

父が救急車担当で乗り込み、
わたしは自分のクルマで追っかけ。

 

 

 

 

この時点ではさっぱり、どのくらいの病状か知る由もありません。

 

 

 

 

 

脳梗塞になる数日前のこと

 

もともと不整脈のある母は、年に1~2度、季節の変わり目などに心不全を起こして救急搬送、処置されています。

(脳出血を発症する数か月前には、心房細動で手術を受けていました)

 

 

たいがいは最初に頻脈の症状が出て、かかりつけ医に診てもらってから必要と判断されたときに搬送、という流れでした。

 

 

この数日前も頻脈の症状が出ていました。

(ほんの数週間前にも同じく心不全で1週間ほど入院し、退院したばかりでしたが)

 

ちょうどこのとき、母はいつもの通所先でショートステイ中。

(わたしが急病から退院したばかりのタイミングだったのと、父が目の手術を控えていたので、家に帰さずに見てくれていたのです)

 

 

 

通所先は介護老人福祉施設ですが、母体はかかりつけの病院なので、いつもの循環器の医師が診てくれていました。

 

薬を処方しても状態が変わらないことから、この日も総合病院の専門医に手配し、救急搬送することに。

 

 

施設から連絡を受けて母のもとに着いたとき

「ああ、これはまた入院だなあ」

と思いました。

 

 

主治医も施設のみなさんも、皆そう思っていたはず。

 

 

 

しかし。

救急で処置してもらったあとの医師からの説明では。

 

 

「拍動のリズムが正常に戻ったので帰宅して大丈夫です」

 

え? ほんとか? おい?

(これは発声していません)

 

 

「えっ、でも、この前も具合が悪くなってその時は入院を……」

 

「今回は家に帰って大丈夫です」

 

「いや、でも……」

 

 

元看護師であるケアマネ氏の入れ知恵アドバイスもあり、あれこれゴネて言ってみましたが、あえなく玉砕。

 

 

 

けっきょくその日はショートステイ先へ。

 

自宅への帰宅予定はその翌日の夕方なので、それまで引き続きあずかってくれることになりました。

(この日、父は白内障の手術のため病院で1泊。ちなみに母が搬送されたのと同じ病院

 

母が搬送され心不全の治療中、
父は同じ病院で白内障の手術。
なかなかの偶然……。
 
父の病室へ行ってみたらでっかいガーゼを
貼りつけられていました。

わたしは救急外来と父の病室を行ったり来たりで

たいそう疲弊いたしました……ショック

 

 

 

 

 

 

救急の医師から説明や同意書へのサインの指示がなかったのですが……

じつは搬送された際、除細動(電気ショック)を行っていたそうで。

 

3日後、かかりつけ医から聞きました。

 

母に喘息の症状が出てきたので、念のため病院に連れてきたときのことです。

 

 

「それにしても、てっきり入院だと思いました」

とわたし。

 

「ぼくもそう思っていました。…向こうの医師と話したときもそういう感じだったんですけどね。

でも処置したのはいつもの医師じゃなかったみたいですね。

だからそういう判断になったかもしれないですけど。

 

しばらく注意して様子をみましょう。具合が悪くなったらすぐにこちらか救急へ連絡してください」

と主治医。

 

 

 

 

 

とまあ、数日前から心臓の具合が悪かったわけですが……

 

で、その数日後に脳梗塞。

 

 

んん?

 

なにか関係あるのではないですか?真顔

 

 

 

 

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