2017年の初夏に脳出血に倒れ、要介護となった母。
急性期病院&リハビリ病院を経て、自宅介護でマイペースの日々を送っていました。
ところが。
2019年の終わり、こんどは脳梗塞を発症し、現在入院中。
脳出血発症時のことプラス、ほぼ現在進行形で脳梗塞の病状についてつづっていきたいと思います。
なんだか鼻がムズムズするような今日この頃。
まさか……アレではないでしょうね?
いいや。気のせい気のせい。
でも念のためマスクしようっと。
さて。
今回は、母の手についてです。
今回の脳梗塞の前に母は脳出血を患い、その時に右半身マヒになりました。
そのとき。
脳出血のあとのケア、拘縮予防についてもっとよく調べておけばよかったと、深く後悔しています
今、母の右手の指は折り曲った状態で伸ばせなくなっています。
↓こんなんなっちゃった…
発症後入院した急性期病院ではまだ指は伸びていました。
右足も装具を付けて歩くリハビリをしており、足裏も床に着けられる状態にありました。
ひと月半後。
転院したリハビリテーション病院では、マヒ側の痛みが続いたことで思うようにリハビリが進められなくなりました。
やがて指が曲がり、肘や足もまっすぐ伸ばせなくなっていったと思います。
ひと月以上まともにリハビリもできない状態が続き、また痛みを訴えるので、わたしたち家族もあまり触ったり動かしたりしないようになってしまいました
いま思えば。
様子を見ながら、もっと指の関節を動かすなどしておけばよかった。
インターネットを見ると、拘縮予防用にさまざまなグッズもあるのに。
早い段階から付けて、指が曲がらないように気をつけておけばよかった。
(というか、あとあと人様のブログを拝見すると、リハビリ病院からグッズの提案など拘縮予防の指導があったりするようじゃないですか?)
痛み止めが効き落ち着いてから、もっと動かしていたら。
退院してからも、毎日せっせとリハビリしていたら。
なぜだろう。
あのときはそこまで気が回らなかった。
別のことはインターネットで検索して調べていたのに、その問題についてはぽっかり抜けてしまっている……
いま考えると毎日続けていれば状態はかなり違っていたかもしれません。
それにうすうす気が付いてからも、熱心に母の指のケアをしてきませんでした。
なれない介護で「あとまわし」にしてしまった、というのはただの言い訳です。
「この指はまっすぐにならないの?」
と母に聞かれるたびに
「ごめんね」と謝っていました。
そして現在も母の指は曲がったまま。
これ以上固まらないようにするしかないそうです
タコ煎餅を作るプレス機におててを入れて、
「プシューッ」
とはさんで、指をのばしたい。
(↑のびません。これはぎゃくたいです)
でもまあ。
過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ないので、
「もう考えない作戦」を実行しています
(本当に反省してるのか? そう、わたしは落ち込みが続かないタイプ)
リハビリ病院を退院してしばらくしてから作りました。
現在も使っている、指の間にはさむヤツ。
荒々しい縫い目が、とても味わい深いひと品です