南小谷駅から一駅手前の千国駅は旧国道沿いに位置するが、そちらは通ることなく、国道の脇に停留所が設置されていた。駅からはかなり離れているが、その周囲には家がほとんどないため国道沿いの方が利便性は高いのかもしれない。(動画/南小谷駅に到着する様子)

 

 

時間はまだ9時前。いつも缶ビールを買い求める南小谷駅前の石川商店は扉を閉じたままだ(写真)。あるいは今日は定休日の可能性も否定できない。 

 

次の中土駅も同様で、旧道に入る脇にある温泉施設に停留所がある(写真左端)。ここも鉄道駅からはかなり離れていて、地元の利用客が居れば間違いなくひんしゅくを買いそうなものだが、そうした声も上がらないのが現実なのだろう。 
 

 

トンネルの中でも工事が行われている。幸い、ここまでそんなに時間をロスをしていないが、運転手さんに言わせると、休工の土日の方がむしろ早く着ける可能性があるのだと教えてくれる。 

 

 

北小谷駅の乗降場所は姫川対岸の道の駅小谷になる。これも随分と離れた場所にあるが、たびたびこの道の駅の日帰り温泉施設を利用する私には有難い気がしないでもない。徐々に運転手さんと話をするようになる。

 

平岩駅は姫川温泉がある主要駅だからなのか、国道から逸れて駅前までアプローチする。運転手さんが到着を告げる車内アナウンスも板についてくる。男性が下車するが、乗車してくる人はいない。

 

 

小滝駅は国道沿いに乗降場所があったが、根知駅は国道を折れて駅前を通過した。いずれも乗車する人はいない。(写真/頸城大野駅に通じる住宅街の生活道路を行く。駅前までは行かないが、駅からさほど遠くない場所に停留所が設けられている) 

 


大糸線臨時増便バスで糸魚川へ Vol.4に続く