この景色に映るのは遊んでいる人だけではない。目の前には田畑が広がるため、農作業に勤しむ地元の方の姿もある(写真)。都会の人ならこんな美しい景色の中でと羨むかもしれないが、実際生活してみると厳しいことも多いと思われる。 

 

同じ景色をみていて飽きないか?といった声も聞こえてきそうだが、湖には釣り人のボートやカヌー(写真)の他に水上スキーに挑戦している人の姿もある。耳を澄ませば野鳥の声も聴こえてくるので、まったく飽きることがない。 

 

駅のスピーカーから列車が通過するとアナウンスが流れる。土日に運行している新宿駅発南小谷駅行きの特急あずさがやって来るのだ。プラットホームを信濃大町駅寄りに移動し、こちらに向かって来る車両を収める(写真)。 

 

なるほど土日なら景色だけでなく特急が通過して行く様子もみることができるのだ。次に来るのは、やはり週末に走行している快速リゾートビューふるさとのはずだ。景色のいいこの付近では、もしかするとスピードを緩めて通過するのではないかと思うがどうだろう。(写真/湖上ではのんびりと釣りに興じている) 
 

 

再び列車が通過するアナウンスが流れてくる。今度はベンチから席を立たず、列車が通過する様子を動画で撮影する。ところがやって来たのは名古屋駅発白馬駅行きの特急しなの。こちらはGWなどの限られた時期にしか走行しないから、ある意味貴重な映像となる。 

 

 

南小谷駅発松本駅行きの普通列車がやって来る。海ノ口駅に滞在してほぼ2時間。これで戻ってもいいのだが、我々はあと二つの使命を帯びている。(写真/駅には時々、観光客らしき人もやって来る)

 

快速リゾートビューふるさとはまだ来ないが、持ってきたアルコールがすべて終了したので、予定通り移動を開始する。もちろん空き缶やごみは持ち帰る。 
 


身近にあったリゾート地 Vol.3に続く