2024年4月29日(mon)
春の高校野球が開幕。セキスイハイム松本スタジアムにやってくる。正式には第150回北信越地区高等学校野球長野県大会中信支部予選。歴史がある記念大会だが、少子化とも相まって高校球児は減少の一途を辿っている。
本日は3試合が組まれている。第一試合の木曽青峰高校と松本美須々ヶ丘高校の対戦が繰り広げられている。スコアは7回を終えて松本美須々ヶ丘が2点リードしている。これは想定内ではあるが、私はつい人数の少ない方を応援してしまう傾向がある。
JR大糸線安曇追分駅から信濃大町駅を走る安曇野トレーニングポタ。もう何年も続けているが、その途中にある池田工業高校のグラウンドで球児たちが挨拶してくれたのをきっかけに応援するようになった。ところが近年は部員が集まらず、他校との合同チームでの参加を余儀なくされている。(写真/球場からは常念岳も望める)
今シーズンから入場料がまたも値上がりした。長らく500円だったが700円になったのがつい2022年のことだ。そんなことから一試合だけだともったいない気がして、第二試合の松本第一高校と松本県ヶ丘高校の試合から観戦しようと決めてきた。
気候はだいぶ暖かくなり半袖で出掛けてきたが、風が強くて肌寒いので上に羽織るものを車に取りに行く。(写真/高校野球の観戦者は増えているのか、車は臨時駐車場に停めることになる)
いつもの正面側の駐車場に停めていたから気がつかなかった球場を囲う桜並木の存在(写真)。来年は名もなき桜に捧ぐポタの候補地にしようと考える。
松本第一高校と松本県ヶ丘高校の試合は競った試合になると予想していたが、なんと5回コールド。エースを温存したとはいえ点差ほど圧倒した観はなく、松本第一は投打ともに精彩を欠いていたように感じる。横浜ベイスターズの牧秀悟選手を輩出している同校としては、夏に向けての課題がみえたのではないだろうか。