2023年12月2日(sat)
 

自宅の庭で、枯れ枝を燃やす火の番をしながら読むのは「下剋上球児」(菊池高弘著)。ドラマ化されたためか図書館の目立つ場所にあった。テレビ番組は一度も観ていないが、弱小高校に熱血監督が赴任し甲子園へ導くというストーリーを描いていた。でも、それは実話で、しかも数年の月日を経て成し遂げた快挙だった。つまり甲子園に届かなかった先輩たちのことも描かれていていい取材をしていると思った。


2023年12月3日(sun)
 

ラグビーの早明戦。よく伝統の一戦といわれるが、それもそのはず、今回がなんと99回目の対戦で100周年を迎えている。100年前といえば大正12年(1923)。関東大震災の年。そんな昔から大学対抗戦があったのかと驚くが、イギリスに留学していた大学教員たちが競技を伝えたらしい。日本のラグビーは大学スポーツとして発展した歴史を有するのだという。

 

2023年12月16日(sat)
 

新型コロナウイルスの予防接種。今回で5回目になるが、無料で接種できるのは最後だというからとりあえず打つことにした。最初の2回は発熱したが、その後は気だるいだけで済んでいる。この冬に感染者が増加しなければ、ようやく収束に向かうのだろうか。

 

2023年12月17日(sun)
 

映画「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督/2022)がAmazonプライムで配信された(写真)。以前、原作「ラーゲリから来た遺書」(辺見じゅん著)を読んで深く感動したが、映画館に行くのには躊躇いがあった。それは緩くなった涙腺にふれることが予測されるからだ。しかし、実際に観てみると思ったほどの感動はない。それは最初から結末がみえているからなのか、映画の演出が今一だったのかはわからない。でも二宮和也氏の捨て身の演技には好感を覚える。
 

 

2023年12月19日(tue)

 

しばらく前から日本経済新聞「私の履歴書」コーナーに倍賞千恵子が寄稿している(写真)。渥美清氏の次には高倉健が登場すると読んでいた。高倉と倍賞は「幸せの黄色いハンカチ」(山田洋二監督/1977)で初共演し、同じ監督の下、「遥かなる山の呼び声」(1980)でも共演する。そして「駅 STATION」(降旗康男監督/1981)へと続く。偶然なのか、すべて北海道が舞台となっている。

 

2023年12月23日(sat)

 

今冬の初雪。庭にほったらかしにしてある柿の実に白い帽子をまとっている。北陸はかなり雪が降っているようだが、そういうときは北アルプスを隔てた松本地方では雪が少ないと聞いたことがある。近年は、その傾向が強い気がしている。

 

 

堀江貴文著「ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち」。AIが今の仕事の半分ほどを奪っていく。なんてことも囁かれているが、AIを上手に使いこなせる人には新たなビジネスのチャンスなのかもしれない。私の場合、テレビを観ながらAIと話をしたり、あるいは自動翻訳機の機能を用いて外国人と話したりする日が来るのだろうと予測している。