2022年3月6日(sun)

 

日曜日は雪が降る予報だったので、大糸線JR西日本区間の今冬最後の撮影に出掛けるつもりだったが、前日早々に運休になると知らされた。それならば予定を変えて、松本駅0番線から出発する始発の普通列車中津川駅行きに乗車する(写真)。

 

長野県ではまん延防止等重点措置を本日で終了する。しかし、警戒レベルは木曽地方を除いて未だ高い。ということで足は自然と木曽方面へ向く。(写真/列車の窓にはPhotoフレームの演出が施されている)

 

降り立ったのは贄川駅(写真)。中山道贄川宿の最寄り駅。正確にいうと塩尻市に位置する。平成の合併の際、この地区の旧楢川村は木曽郡から塩尻市への編入を選択した。ちなみに木曽地方の南にあり、馬籠宿を有する旧山口村は岐阜県多治見市へと編入され、越県合併だと話題になった。木曽の人々からすれば、衝撃的な出来事だったと思われる。

 

今回の目的は朝から営業しているドライブインで食事するだけ。帰りの列車は1時間後だが、それだと店に居られるのは正味30分。2時間半後にもあるが、誰かと一緒ならまだしも、一人で2時間を過ごすのには厳しいものがある。他に行く場所もないことから別の交通手段を調べるみると、塩尻市地域振興バス「すてっぷくん」がその中間の時間にある。(写真/贄川駅前のバスの停留所で時間を確認する)

 

目的地のドライブインは贄川駅からは国道19号沿いに1㎞ほど南に歩いた場所になる。感染症が広がる前は、地元を歩くという意識がなかったが、それを許容すると、こうして気になる店の存在がクローズアップされてくる。

 

国道と並行するJR中央西線を渡る跨線橋から写す(写真)。橋を渡れば贄川宿のまち並みが広がるはずだ。帰りに乗る予定の「すてっぷくん」はそちらを通って贄川駅前に至る。

 


やがて前方に目的地の食堂SSの本店がみえてくる。本店というとからには支店もあって、それは同じ塩尻市内のまち中にある。実はどちらにも行ったことがあって本編でも紹介しているが、本店の方がいかにもドライブインといった店構えだ。
 


食堂SSで朝活しようよ!(下見編)Vol.2に続く