東北本線に入ると貨物列車とすれ違った。貨物時刻表は持って来ていないが、夕方のこの時間ならまた来るのではないか。そう願いながら前方に目を向けていると、思惑通りディーゼル機関車を示す3つの前照灯がみえる(写真)。帰宅してから調べると、北旭川駅発百済貨物ターミナル駅行きの3082コンテナ高速貨物列車が遅延して運行していたのではないかと思われる。 

 

盛岡駅に着いて、駅前にビジネスホテルにチェックインする。有難いことにこの部屋の窓からは新幹線が望める。ちょうどトワイライトタイムとも重なり、上りのはやぶさが発つのを待ってシャッターを切る。 
 

 

2020年1月26日(sun)

 

昨夜、盛岡駅の周辺で、冷麺の店に出掛けたが行列ができていた。よく考えたら土曜の夜なので当然だったのだが、それよりも高級そうな焼肉店であることに気後れしてしまった。盛岡の冷麺は次回にリベンジしたい。(写真/盛岡駅で新幹線改札口を抜けるとホワイエのベンチの上には赤外線ストーブがあり、その直下に人が集まってくる) 

 

新幹線ホームのNewDaysに入ると、なんとセルフレジになっている。商品バーコードを読み取りSuicaなど電子マネーで決済する仕組みだ。人手不足に対応するため試験的に行っているようだが、決済せずに店を出たらどうなるのだろう。そんな好奇心を抱きつつ、もちろんきちんと会計を済ます。 

 

大人の休日倶楽部パス3日目が始まる。本来なら明日まで使えるが、仕事の都合で今日が最終日。でもこれをもったいないと思ってはいけない。金銭的にはすでに元を取っているし、逆に日数を増やせば宿泊代は元より、本来使わなくてもいい費用が発生する。そう自分に言い聞かせ、はやぶさに乗り込む(写真)。 

 

いつの間にか、東北新幹線でも727の看板がみられるようになっている。看板を設置している大阪に本社を構える株式会社センブンツーセブンのウェブサイトを覗くと、同社では昭和54年(1979)から看板広告を始めていて、5~7分間隔で見えるぐらいを目安に設置しているとある。郊外などの目立つ場所を見つけて、地主に交渉するのだという。ちなみに727は外国人旅行者に人気なのだと以前、テレビで放送していた。 

 

車窓からみえるのは北アルプスの峰ではない。魚沼三山の一山の越後駒ヶ岳=標高2,003㍍だ(写真)。帰るにはまだ時間が早いので、大宮駅で上越新幹線に乗り換えたのだ。 
 


大人の休日パスをカスタマイズ〔温・読・食〕旅 Vol.10に続く