コロナ失業でホームレス状態 | ぽたらか

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ぽたらかは20年の歴史を閉じます

自立支援センター『墨田寮』

新型コロナの影響で仕事と住居を失った人が急増している。2008年の派遣村がまた必要になって来るかも。

 

この年の暮、リーマンショックの影響で多くの派遣社員が首切りにあっているということで、わがぽたらかも何かできないかと考え、ハローワークに求人を出した。『ホームレスもしくはホームレス状態にある人』が求人条件だ。正直言って、給料が出せるほどの仕事はないが、とりあえず住居と食事にはありつけ、小遣いを与え、ホームヘルパー2級の資格を取得する。その間、介護の仕事を希望すれば仕事を探してやるというものだ。当時、ぽたらか寮のリフォーム工事をしていたので、一軒家を借りていた。工事が終え、爺ちゃんたちはぽたらかに戻ったので、将来的には女子寮にするつもりで空いていた。

 

ハローワークの求人で応募してきた人たちは9名。建築関係の派遣もいれば、工場の派遣もいた。「派遣村にいかなかったの?」と聞けば、「ちょっと、あれは違う。」全員が派遣村に興味がないと話していた。派遣村には全国から多くの求人情報が集まっていた。介護や農業といった誰も振り向きもしない求人票がむなしく宙を舞っていたという。

 

全員、ホームヘルパー2級を取得し、半年後福祉関係に就職したのは2名。でも、何とかそれぞれ自立していった。

 

今も人手不足の所は相変わらず人手不足で、外国人がその分野の人手不足を担っている。

 

昔のことを言い出すと年寄りだと馬鹿にされるが、いかにたくさんの仕事を掛け持ちして安上がりに生活費を浮かす、それを競っての貧乏自慢が酒のつまみだったけどなあ…。今の人はそれができないかもしれない。では、できなかったら、一時的に役所の生活福祉課に行きなさい。今路頭に迷っていたらその場所の役所に。この近くの公園で寝泊まりをしている。親や兄弟とは音信不通だと言えばいい。また若くて健康だと精神疾患があることにされて、精神外来に行くように勧められたら決して行ってはいけない。薬を飲まなければいいと思っていても、精神科デイケアに行かされ、強引に向精神薬を飲まされるから、気を付けて。

 

楽に死ぬことはなかなかできない。まだまだ、死ぬまでに生きていた方がいつかはいいこともある。この経験が活かされて商売のネタが思いつくかもしれない。それまでにこの冬は遠慮なく福祉に頼りなさい。この日本に生きていれば、みんな税金を払っているんだから。所得税はかからなくても社会保険税を払ってなくても、消費税は払っているでしょ。酒税は人一倍払っているかもしれない。遠慮しなくても苦しいときは生活保護をもらいなさい。永久にじゃないんだから、仕事がみつかるまで、住まいがみつかるまでなんだから。

次から次へと病気を作って、パチンコ通いする人たちとはわけが違うでしょ。

 

東京には23区の回り持ちで自立支援センターがある。そこで最短でも6カ月小遣いをもらって求職活動をして、就職が決まれば祝い金も出る。苦しいときは心が塞がって、いくらでも抜け道があると言うのに気づかない人が多い。ふうっと、一度息を吐いて空を見上げてみよう。