先月帰ってきたばかりの人、また失踪した。どう考えても理由がない。介護の仕事に行きたくて「もういってもいいか?」とうずうずしていたから、「まだ早いよ」と答えたら、それにかちんときたらしい。本人もなんでこういうことになってんだろ?とわけわからなくなってることだろう。
理由など無い人が殆どだ。失踪病というお病気だ。専門的には解離性遁走という。また、お金が尽きるころに連絡よこすだろう。ほっとく以外仕様がない。
仕事をさせると半人前、だから人件費は1人前でも2人セットで行かせなければいけない。大変そうだけれど、給与も半人前にすればいいだけだ。いつ失踪してもいいように、補充を準備しておく。それだけ気をつけていればいいだけで、気は変わりやすいが真面目に働く。文句もいわず、汚い仕事も平気でやる。人材の宝庫だと思う。
さて、痴呆のヨエッちゃん。夜間せん妄が激しく、先週精神科に連れて行った話をしたが、今度は手足がぷっくり関節が腫れて、痛風だという。食事療法が必要となった。新たにうつで痛風でその上に前立腺肥大まで判明した。
減カリウム食ではだめな食材が痛風にはいいとされる。賄いは大混乱だ。でも二種社会福祉事業宿泊所ではこんな行き場のない要介護者を最後まで面倒みるところがここにあるとは想定していないので、特別食を作る手間代などは、寮費に入れることが出来ない。
うつからそうになったヨエッちゃんが、また迷子になってみんなで探し回ることがあるかもしれない。そんな時の勤務外労働も誰もいとわずやってくれることよ。