麺のすすり方 | ベテラン障害者(脳性まひ)のお気楽ブログ

ベテラン障害者(脳性まひ)のお気楽ブログ

~体験談、考え、面白いことをざっくばらんに・・・普通学級、サラリーマン、フリーランスを経験してきた障害者(脳性麻痺)の、これまでやってきた話~

ラーメンの汁をストローで吸うことは自重しているベテラン脳性まひのシュウです。勢いで飲み干しそうだから。体に激悪っ!

ラーメン
(イメージ写真)

一昨日の「脳性まひ者が熱いものを食べられない理由」に関連して。

舌の上で転がせないことに加えて、麺類の場合はもう一つあると思います。ここからはEテレではなく、私見です。それは

麺をすすれない

こと。はい、すすれません。ストローで飲み物は上手に飲めます。ビールもお酒も味噌汁もストローですから。しかし麺をすすることはできません。

アツアツのラーメンを食べるには、

素早くすすって、素早く舌で喉に送って、飲み込む

という三者一体の共同作業が必要ではないでしょうか。

別にすすらなくても食べられるし、外国人もすすれないようだし、それどころか外国ではマナー違反。

ということもあり、積極的に「すすろう、すすっていこう、すすらねば」と意識することなくきました。これも出来たてラーメンを食べられない一因だと感じています。

「麺のすすり方」をネットで調べてみました。

・適度な勢い
 強すぎるとむせる。弱すぎると麺が落ちる

・適度な口の開き具合
 勢いがあると口をしっかり閉じていなくても麺は落ちない
 口が適度に開いているので勢いよくすすれる、とも言える

・すすっているときの箸の使い方
 麺を適度にたぐって、すすれるように軽く保持する

「適度に」が脳性まひ者泣かせですねー。適度に力を入れたり抜いたりするのが難しい我々です。修得には時間がかかるでしょう。肺活量の少なさとすするタイミングも関係ありそう。

熱いラーメンをすすりながら流し込むのは、思いのほか高等技術です。