ラーメンの汁をストローで吸うことは自重しているベテラン脳性まひのシュウです。勢いで飲み干しそうだから。体に激悪っ!
(イメージ写真)
一昨日の「脳性まひ者が熱いものを食べられない理由」に関連して。
舌の上で転がせないことに加えて、麺類の場合はもう一つあると思います。ここからはEテレではなく、私見です。それは
麺をすすれない
こと。はい、すすれません。ストローで飲み物は上手に飲めます。ビールもお酒も味噌汁もストローですから。しかし麺をすすることはできません。
アツアツのラーメンを食べるには、
素早くすすって、素早く舌で喉に送って、飲み込む
という三者一体の共同作業が必要ではないでしょうか。
別にすすらなくても食べられるし、外国人もすすれないようだし、それどころか外国ではマナー違反。
ということもあり、積極的に「すすろう、すすっていこう、すすらねば」と意識することなくきました。これも出来たてラーメンを食べられない一因だと感じています。
「麺のすすり方」をネットで調べてみました。
・適度な勢い
強すぎるとむせる。弱すぎると麺が落ちる
・適度な口の開き具合
勢いがあると口をしっかり閉じていなくても麺は落ちない
口が適度に開いているので勢いよくすすれる、とも言える
・すすっているときの箸の使い方
麺を適度にたぐって、すすれるように軽く保持する
「適度に」が脳性まひ者泣かせですねー。適度に力を入れたり抜いたりするのが難しい我々です。修得には時間がかかるでしょう。肺活量の少なさとすするタイミングも関係ありそう。
熱いラーメンをすすりながら流し込むのは、思いのほか高等技術です。