今の仕事を千数百年の一部として捉えるの巻 | ザファンハウスオーナー様担当。日本一の若手職人育成企業を目指すコテ山のブログ

ザファンハウスオーナー様担当。日本一の若手職人育成企業を目指すコテ山のブログ

株式会社バウビオジャパンの山川です。 建てていただいたお客様と社員と生涯のお付き合いをどうやって達成するか日々真剣に考えています。

皆様おはようございます♪


ふと気づくとバウビオローゲの課題が溜まってました(;゚∀゚︎)



昨日からまた頑張ってます。


人間やはり暖かい、寒いの基準になる室温は20°cと書いてありました。

だからそれ以下になるのはまずいですけど、それ以上にする必要もないということですね。

あとはいかに省エネに取り組んでいくのかでしょうけど。一番の省エネは…服を着ること、運動すること、温かいものを食べることですね(・∀︎・)

運動不足になると血流が悪くなって…みたいな。

家だけよくしてもって話もあります。


そして、それに追記してあるのは、体感温度の話。

室温が20°cでも相手が硬いものだと冷たく感じてしまう。

例えば同じ温度でも


無垢の木とウレタン塗装や接着剤ベタベタの木


無垢の木の中でも

杉、桧とオークや桜


すなわち

針葉樹と広葉樹


壁で言えば

塗壁とビニールクロス


塗壁の中でも

接着剤が入ってるかいないか


あと温度だけでなく湿度でも体感温度は変わってきます。


また触覚だけでなく嗅覚や聴覚に視覚にも素材は影響を及ぼしています。


そして一部だけでなくトータルでバランスを取りに行く事が大事。


水槽の透明な水に、濁った水を入れると全体が濁るのと同じです。


それら全てを含めての住み心地。


何もこれは新しい事ではなく、先祖代々すでに答えを残してきてくれている事です。


経済性を求めたり、嗜好性を先行させるのではなく、手間はかかるけど、逆に手間をかければ住み心地のいい家ができます。


ただし


手間がかかるので以前は職人の出来不出来で比べてましたが、職人不足の今はそもそもその職人もいなくなってます。そしていないからと言って工業化を更に進める。真逆に進んでいってる気がします。


温熱環境、湿度環境、素材、職人など全てトータルでその時代に合わせた合格点を取りに行く。


そして合格点を次の世代まで取り続ける仕組みづくりが大切であり建築業の社会的な責任なのです。

バウビオジャパンでは社名通り


我が社はBaubiologieの考え方に基づく

お客様の資産となる上質な家に貢献し、

社員の物心両面の幸福の追求と

住環境、地球環境の改善に寄与する事を目的とする。


と企業理念にうたっている通りに事業構築しています。

その中から生まれたザファンハウスというブランドが地域で少しずつ認知され始めました。


これはただ家がいいと言うだけでなく、私たちのこの企業理念からくる考え方、地域の素材を守るため、お客様の家を守り続ける為の職人育成という社会的な取り組みに共感していただけ始めたものだと思います。

その証が一棟一棟の私たちが取り組む家であり、ハウスメーカーさんからいただく左官工事なのだと思ってます。


ですから、できるだけ多くの家に携わること、もっと言えば広く私たちの取り組みを知ってもらい、業界全体で同じ方向を向き取り組んでいける同志をつくって行く事も私たちの責任だと思ってます。


短期的に見れば受注が、広告がとか色々悩むこともあるでしょうけど、それより何より大切なのは、やはりこれまで千数百年も続いてきた日本建築をいかにこの世代にこの仕事に携わる人間として可能な限り先代たちのおもいを次に紡げるかが私の役割だと思ってます。


その為に建築とは何なのか、お客様の家に携わりながら私たちはその機会をどう生かして、またお客様に還元していくのか、またこの考え方を持てる人財をどれだけこの地域に遺せるのか。


表面上の取り組みと、もっと深いところにある取り組みとこれからももっともっと磨いていきます。


どこにいくにしても現在地の確認が必要です。


その為にもこのブログは私の現在地を確認する為に、変な方向に行かない為に毎日毎日座禅を組んだり、お経を読んだりするのに似てるかもですね。


そんなこんなで私たちの取り組みを是非体感しに来てください!

こちらのイベントページより


お待ちしてます!


それでは

皆様にとって今日という日が素晴らしい1日になりますように(。-人-。) 



世界が1日も早く平和になりますように(。-人-。)