映画を繰り返し、分析的に見て、撮影と演技とシナリオ
(脚本)の勉強をしましょう。
2018年6月 改訂更新版
映画は、企画、シナリオ、演技、撮影、公開、DVD販売という一連のプロセスがしっかりしています。
役者の演技にしても、テレビより映画の方が、役作りをしっかりやっているし、演技にも気合が入っているでしょう。
何事も、まずまねてみることから始まります。
名優の演技をまねて見ましょう。
名監督の映画をまねましょう。
人気シナリオライターの書き方をまねましょう。
まず、先輩の業績を踏襲して、それを超えられたら本物です。
ただし、当然のことながら盗作は絶対にダメですが、
参考にして新しい作品を創造するのは許されます。
外国映画は大作であれば、すばらしいですが、
日本の製作環境の現実とかけ離れており、
私たちが製作実現可能なものをお手本として、
撮影や演技やシナリオの勉強をしましょう。
日本映画の全盛時代には、
優秀な作品がたくさんあります。
映画が斜陽になってからは、今をときめく大俳優、大女優が、若い時代に低予算の映画にも出演しています。
映画の製作、撮影の勉強をするためには、撮影したい映画と同じジャンルの名作を見ましょう。
低予算で製作された、ATG、日活ロマンポルノなどの中にも名作はあります。
ミニシアター系、単館上映の中にも参考になる映画はあるでしょう。
演技については、舞台と映像は演技には変わりませんが、演じ方が違います。
男性の場合は好きな俳優、女性の場合は好きな女優の演技をお手本にしましょう。
さらに、特定なひとりではなく、複数の俳優、女優の演技を学びましょう。
時代的な背景もありますが、同一作品で複数回製作された作品について、それぞれを見て、違いを比較、検討してみましょう。
映画については、最低3回は見ましょう。
1回目は全体的に鑑賞します。
面白くなかったり、感動しなければ、その作品はお手本にはなりません。
2回目は、ストーリー、場面展開、登場人物など、作品の構成に注意をしてみましょう。
3回目は、役者志望者はお手本になる俳優・女優の演技を、
製作・撮影・編集志望者は、撮影方法、照明、音響などに注意をしながら見ましょう。
サイトのほうで、
「インターネット名画座 日本映画館」
というサイトを運営しています。
http://21-civilization.com/eiga/nihon/nihoneiga.html
このサイトは女優の濡れ場ガイドも併設しております。
検索からはこちらの方で来る人が多いようです。
今をときめく大女優たちも、若い頃はかなり思い切って演技をしています。
若い女優さんたちも、女優魂を見習ってほしいと思います。
女優なのですから、名作で役柄上脱ぐことは、恥ずかしいことではなく、賞賛されることだと思います。
映画というものは、非日常的な世界を鑑賞者に疑似体験して楽しませるものです。
アクションシーン、暴力シーン、ラブシーンという見せ場がなかったら面白くありません。
そのような見せ場をきちっと演じられる俳優・女優こそが名優であると私は思います。